掲載
モラハラ離婚の証拠や慰謝料は?モラハラ離婚するための準備を解説!
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:離婚しないと妻は一生後悔?モラハラ夫と離婚したい!
夫のモラハラに苦しみ、離婚を考えている女性は、少なくないでしょう。結婚前にはやさしい人だと思っていても、一緒に暮らしてからモラハラな本性を出す男性も多いもの。もちろんその逆のケースも存在します。
離婚というのは、ある意味で最終手段。決して積極的に勧められるものではありません。しかし、あまりにも悪質なモラハラ被害に遭っている場合には、離婚しないと一生の後悔につながることもあります。
2:モラハラ離婚の準備!モラハラ夫と離婚したい人が知っておきたいこと
(1)モラハラ離婚で慰謝料はとれる?
モラハラ離婚で、慰謝料を請求することは可能です。しかし、慰謝料が発生するケースは、かなり悪質な場合に限られるというのも現実。また証拠がなければ慰謝料を請求できないので、日ごろからモラハラを受けている証拠を集めておく必要があります。
(2)モラハラ離婚の証拠の集め方
相手からのLINEやメールの文章、モラハラ発言をしているときの映像や音声があると、証拠になりやすいでしょう。また、証拠の数が多いほど「日常的にモラハラが行われていた」という証に。なので、繰り返し行われているモラハラであっても、たくさんの証拠があったほうが有利になりやすいとされています。
3:参考にしたいモラハラ夫の離婚ブログ
モラハラ夫のことを綴っているブログは、数多く存在します。ブログというのはどこまでもパーソナルでリアルなもの。しかし、そんな体験談がいちばん参考になるという一面もあります。
例えば、40代で2児のママの「ルカ」さんが綴る「モラデイズ」は「モラハラ体験談」「モラハラ脱出記録」「モライフスタイル」とカテゴリーに記事が分けられていて、知りたい情報にたどり着きやすいブログです。
また、「離婚しないモラハラ対策カウンセラー:Joe(ジョー)」さんによる「離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!」は、専門家の視点で書かれているのがポイント。まさに今現在悩みを抱えているという人にはピッタリでしょう。
他にも『MENJOY』過去記事「離婚ブログいろいろ!モラハラ・浮気・30代・熟年離婚など…全17選」では、モラハラ夫との離婚にまつわる経緯や心情を綴ったブログをご紹介しています。
4:モラハラ離婚後の注意点3つ
(1)悪口を言いふらされる可能性が高い
モラハラ夫は、外ヅラがいいタイプも多く、離婚後には「俺は悪くない。悪いのは前妻」と体裁を繕うパターンが、かなり多いです。
具体的には、自分を正当化するために、共通の知人などに対し、過剰に元妻の悪口を言いふらしてくるでしょう。そのうちに言い飽きて黙る時期がくるはずですが、ほとぼりが冷めるまでは、モラハラ前夫からの悪口に悩まされるのを覚悟したほうがいいかもしれません。
(2)嫌がらせを続けるリスクも高い
モラハラ夫の中には、やたらプライドが高い男性も多いです。そのため「妻から離婚を突きつけられた」という現実を受け入れられず、離婚後も延々と嫌がらせを続ける人が珍しくありません。あまりにひどい場合には、警察などの専門機関に相談するのをおすすめします。
(3)燃え尽き症候群になる
モラハラ夫との離婚は、普通の離婚よりも精神的にこたえる女性が多いです。離婚の話し合いにおいても、モラハラっぷりが発揮されるので、女性側が疲弊してしまうのも多いのです。
そのため、離婚が成立してホッとすると安心感から力が抜けてしまい、燃え尽き症候群のようになってしまうリスクも。
5:離婚しない道も…モラハラ夫と結婚生活を送る方法は?
モラハラ夫と離婚せず、結婚生活を続けていくためには、モラハラから身を守るのが最も大事なポイントです。
相手からのモラハラ度合いにもよりますが、聞き流せば耐えうる範囲なのであれば、いちいち言葉を真に受けないのも方法のひとつ。また、聞き流せないほど深刻なモラハラが行われている場合には、夫の実家や共通の知人など、信頼できる人に相談し、第三者を交えて話し合いをするのも方法でしょう。
いずれにせよ、モラハラ夫からのダメージを最小にすることが、結婚生活を続けていく上では不可欠です。
6:まとめ
モラハラ夫との生活は、想像する以上に苦しくてしんどいもの。ひとつ屋根の下で暮らす相手からのモラハラは、逃げ場がないうえに終わりも見えないからこそ、悩みをひとりで抱え込んでしまう女性が多いです。
「もう無理かも……」と思ったら、まずは自分の心身を守るのが先決。我慢をした先に幸せがないと確信できるのであれば、離婚も、幸せになるための選択肢のひとつでしょう。
【参考】