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人生を変えたい人がやるべきこと!ヒントが詰まっている本、映画、言葉も
毒島 サチコS.Busujima
1:人生を変えたいと思う?
あなたは、人生を変えたいと思いますか。今回『MENJOY』では、20〜40代女性239人を対象に独自のアンケートを実施。「あなたは人生を変えたいと思いますか?」と聞いてみました。結果は下記のとおりです。
変えたい・・・188人(79%)
変えたくない・・・51人(21%)
実に、8割近い女性が「人生を変えたい」と考えたことがあるようです。自分が生きてきた人生を否定したくはないですが、全部を肯定するのもまた、難しいですよね。
そこで今回は、人生を変えたい!と考える人たちに向けて、今後の人生に役立つ情報を集めてみました。
2:人生を大きく変えたい!人生を変えるためにやるべきこと3つ
まずは、人生を変えるために実践したいことを紹介します。
(1)それまでの考え方、生き方を見直す
人生とは、生まれてからこの瞬間、この場にいる自分自身です。人生を変えるということは、自分自身を見つめ直し、再発見して変わろうとすること。ときには自分と向き合って、ダメなところを改善する必要があるかもしれません。
(2)人間関係を見直す
人は、ひとりでは生きられません。今日までの自分は、それまでの人間関係の中で形作られてきたといえます。もし人生を変えたいと思っているのなら、思い切ってそれまでの人間関係を見直し、自らが変化できる交友関係を再構築することも大切です。
(3)職場や住まい、環境を変える
人間関係同様、働く場所や住まいは、いまの自分の居場所といえます。もし人生を変えたいなら、強制的に環境を変えてみるのもひとつの手。転職したり、引っ越ししたりすることで知らないところに飛びこんでみましょう。
3:人生を変える本3つ
続いては、人生を変えたい人におすすめの本を紹介します。
(1)「嫌われる勇気─自己啓発の源流「アドラー」の教え」(岸見 一郎、古賀 史健)
フロイト、ユングと並び、三大心理学のひとつといわれるアドラー心理学を、疑い深い青年と哲学者の対話形式で伝えるベストセラーです。
アドラー心理学は、「トラウマは存在しない」といい切ります。どんな人も、いまこの瞬間から前を向いて進むことができれば、人生は変わると教えてくれます。
(2)「モモ」(ミヒャエル・エンデ)
ドイツのファンタジー作家、ミヒャエル・エンデの傑作。時間泥棒に時間をうばわれた人々から、人間たちの大切な時間を取り戻した少女の物語です。
子どもに頃に読んだことがあるという人も多いこの作品。何かと時間をうばわれがちな大人だからこそ、時間の大切さを実感することができるでしょう。
(3)「サピエンス全史」
一昨年、世界で最も売れた歴史書であり、昨年は漫画版も発売されてベストセラーとなりました。
人間が動物と違い集団で行動し、宗教や社会のような「形のない信じるもの」を作り出し発展してきた「認知革命」という考え方から、私たちが人生において何を信じ、生きているのかを明らかにする画期的な本です。自分の人生を、人類史という観点から俯瞰して見ることができます。
4:邦画も洋画も!人生を変える映画3つ
続いては映画編! 人生を変えたいときに見たい映画を3つセレクトしました。
(1)「ショーシャンクの空に」
妻殺しという無実の罪を着せられ、ショーシャンク刑務所に投獄されたアンディ。絶望的な状況の中でも、友情をはぐくみ、最後まで希望を捨てない主人公の生き方に心が震えずにはいられません。
ある日人生が一変してしまっても、何に希望を抱くかで、人生はいつまでも輝くということを教えてくれます。
(2)「LIFE!」
一歩踏み出せず、妄想の中でだけ冒険していた主人公ウォルターは、ある事件をきっかけに、人生を変える壮大な旅へ出発することになります。
本作こそ、現代版の「幸福の青い鳥」。ウォルターが旅路の果てに手に入れた、真の幸福とは……? その結末をもって、人生とは何かを深く考えさせられる作品です。
(3)「死ぬまでにしたい10のこと」
タイトルのとおり、余命2か月を宣告された主人公が「死ぬまでにしたいことリスト」を作り、実行する。それは、死ぬための準備であり、それまでの人生を生き生きとさせる、新たなスターでもあった……。
人生を変えたいと思っても、すぐに退屈な日常へと戻ってしまうのが人間というもの。仮に余命が2か月しかないとしたら……。あなたは、残された人生をどう変えようと思いますか?
5:人生を変える言葉3つ
最後に、人生を変えるききっかけになる言葉を紹介します。
(1)「達成するまで、それは不可能に見える」ネルソン・マンデラ
南アフリカの人種隔離政策、アパルトヘイトに終止符を打ち、国民の共存を実現してノーベル平和賞を受賞した、ネルソン・マンデラ元大統領の言葉です。
これまでの人生を変え、新たな道を踏み出す勇気を与えてくれます。
(2)「この世界で変わらないのは、変わるということだけだ」 ジョナサン・スウィフト
「ガリバー旅行記」を記したイギリスの作家、スウィフトの言葉です。
人間だけではなく、自然界全体が常に変わり続けている中で、自分がどう変わってゆくかに意識的だったからこそ、ガリバーの冒険を描くことができたのかもしれませんね。
(3)「かんじんなことは、目に見えない」サン=テグジュペリ
世界200カ国以上で翻訳された「星の王子さま」で最も有名な言葉です。私たちは自分の人生と、これからの人生において、何が大切かを探し続けています。でも、本当に大切なことは目に見えないという言葉が、なぜ人々の心を打つのでしょうか。
現状に抱いている不安や不満の先に、自分が欲しいものが目に見えないものだとしたら……? 変わろうとする人生よりも、いまこの瞬間、身の周りにある大切なものが見つかるかもしれません。
6:まとめ
人生を変えたいと考えるとき、きっと人は自らの中に不満や不安を抱いていると思います。でも、いまの自分をしっかり見つめなければ、何を変えるべきかもわかりません。
つまり、人生を変えるのに大切なのは自分を知ること、自分にとって最も大切なものは何かを再認識することなのかもしれませんね。