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自分が情けない…自己嫌悪からの脱却法!ダメな自分を卒業しよう

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

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目次

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1:仕事や恋愛で失敗…自分が惨めで情けない

仕事や恋愛など、重要な場面で失敗してしまうと、「情けないな……」と思って、自分が惨めに思えてしまうことも。

「自分はなんてダメな人間なんだ」と悲観的になったり、自己嫌悪に陥ったりすることは、誰にでも起こりうること。そんなとき、どのようにマイナス感情から脱却すればいいのでしょうか。

2:「自分が情けない」と思うのはどんなとき?3つのケース

まずは、「自分が情けない」と思う事例を紹介します。経験者の人にお話を聞きました。

(1)体目的の男性ばかりに言い寄られる

「私はシングルマザーでスナックで働いています。仕事柄、男性によく食事やデートに誘われますが、誘ってくる男性の多くが体目当て……。そんなことが続くと、“どうせ私をちゃんと愛してくれる人なんていないんだ”と思って悲しくなったり、情けなくなったりします」(Sさん・34歳女性/接客業)

(2)伝えたいことを伝えられない……

「仕事で、とあるプロジェクトのメンバーに抜擢されたときのこと。その中で、大きなトラブルが起きたのですが、そのトラブルをいちばん最初に知ったのがたまたま私だったんです。

急いでメンバーに伝えるも、テンパって何を言っているのか自分でもわからなくなってしまい……。しびれを切らした先輩が、“もういいよ!”と各所にトラブルの内容を確認。適切に関係各所に伝えている姿を見て、自分が情けなくなりました」(Aさん・47歳女性/事務)

(3)仕事やプライベートで同じミスを繰り返す

「自分を情けないと感じるのは同じミスを繰り返してしまったときです。普段は、後輩や部下に“同じミスは繰り返すな”と指導をしている立場。なので、自分がやってしまったときは本当に落ち込みます。

仕事ならチェックミスだったり連絡ミスだったり。恋愛においては、付き合って失敗したタイプの女性をまた好きになって傷ついたり。学習していないな……と、自分で自分にがっかりしてしまいます」(Oさん・42歳男性/営業)

3:情けない自分を変えたい!自己嫌悪から抜け出す方法5つ

では自己嫌悪に陥ってしまったとき、どうやって抜け出せばいいのでしょうか。

(1)人の目を気にしない

情けないと感じているということは、人から「ダメなやつ」というレッテルを貼られているように感じているということ。失敗した自分をそのままにしておくのはよくありません。しかし、失敗を成長に変えるためには、人の目を気にせず、再度チャレンジしていく姿勢が大切です。

(2)人と比較しない

誰かと比較して、「あの人はこうなのに、自分はこうだ」と自己嫌悪に陥っているケースも多く見られます。しかし、得手不得手は誰にでもあるもの。比較している相手は、たまたまそのことが得意で、自分はたまたま苦手なのかもしれません。他人と比較せず、自分自身と向き合っていきましょう。

(3)得意なことを見つける

得意なことは誰にでもあるでしょう。ささいなことでもいいので、自分の強みを探してみてください。そうすることで、ダメ人間だという認識が少しずつ薄れていくはず。悲観的になると、どんどん被害妄想が進んでしまうので、一度視点を変えてみましょう。

(4)人に悩みを打ち明ける

ネガティブになっていると、どんどん気持ちが引きずられていきます。そのまま泥沼化してしまうこともあるでしょう。そんなときは、人に悩みを打ち明けてみましょう。人に話すことで、気持ちを整理できます。

また、「私もよくあるよ」など第三者の反応をもらうことで、悲観的になりすぎている自分に気づことができます。

(5)海や山を見にいく

どうしても自己嫌悪がひどくて前に進めない場合、海や山を見にいくのも脱却法のひとつ。広大な自然を前に、自分は小さな存在だと感じるかもしれません。ちょっとしたことでくよくよしていられないと、前向きになるエネルギーをもらうことができます。

4:情けないと思うときこそチャンス!成長する秘訣3つ

最後に失敗を成長に変える秘訣を紹介します。情けないと思うときこそチャンス!と考えるようにしましょう。

(1)失敗から逃げない

情けなく思うほど嫌な経験は、なかったことにしたいかもしれません。ですが、成長のためには失敗から逃げず、向き合うことが大切。1回失敗したからといって関わるのをやめるのではなく、チャンスがあるのなら、もう一度挑戦しましょう。

(2)ミスの原因を追求して失敗から学ぶ

失敗してしまったということは、何か原因があるはず。覚えきれないほどのタスクが舞い込んできたのにメモをとらなかったとか、寝不足で重要な会議に挑んでしまったとか……。同じことを繰り返さないように、ミスの原因を追求して、対策するようにしましょう。

(3)あきらめない

苦手なことは、なかなかクリアできないかもしれません。しかし、あきらめない限り、成功のチャンスはあるはず。「昨日の自分より今日の自分」という精神をもちましょう。ときには疲れて立ち止まってしまうこともあるかもしれません。そんなときは焦らず少しずつ前進していけばいいのです。

5:まとめ

何かに失敗して「情けない」と思うということは、逆に言えば、何か「こうなりたい」という姿があるはず。それって実はとても前向きなことです。自己嫌悪に陥ってしまった自分をそのままにしておくのはもったいない! その経験を肥やしにして、自分がなりたい人に成長していきましょう。