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ヤリ部屋って何?持ってる男性と自宅がヤリ部屋化している男性の見分け方
森下あゆみ
1:ヤリ部屋とは?
ヤリ部屋とは、女性との行為のみを目的とした部屋のこと。ラブホテル代わりに使用しているケースが多く、普段から女性と遊んでいる人にとっては拠点とも言える存在です。
ラブホテルは休憩でも数千円、宿泊となると1万円以上費用がかかることもあります。週に数回女性を連れ込むのであれば、費用面や気軽さなどトータルで見たとき、部屋を借りるほうがよいと判断し、ヤリ部屋をつくるのです。
2:ヤリ部屋を持っている男性への女性の本音5つ
ヤリ部屋というと、どのようなイメージがありますか? 女性によっては敬遠する人もいれば、行為に対しての情熱がすごいと感じる人もいます。筆者の友人、20代女性の意見を含め本音を見ていきましょう。
(1)そこまでする必要ある?
男性は、女性以上に性に対して積極的な人が多数います。女性としては「ラブホでもいいんじゃない?」と思うものですが、ヤリ部屋を持つ男性は、ラブホより安価でリラックスできる空間をつくることに尽力しているのです。この情熱は、女性には理解しがたく、ヤリ部屋に対する気持ちに温度差があるのかもしれません。
(2)いろいろな女性を連れ込んでいると思うと怖い
部屋に何人もの女性を連れ込みイチャイチャしているのかと思うと、女性は少し不安になるようです。ヤリ部屋というだけあって、その部屋の中で行われることはひとつしかなく、いろいろな想像をしてしまいます。
ただイチャイチャするだけならよいのですが、想像力が豊かな女性だと、未成年を連れ込んでいないか、犯罪の温床になっていないのかと考える人もいます。
(3)清潔にしていても不潔に感じる
ヤリ部屋は、女性にリラックスしてもらえるよう清潔感をキープしているはず。しかし、ヤリ部屋で行われていることを想像すると、どれだけきれいな部屋であっても、どこか不潔に感じてしまうよう。ほかの女性と同じ布団や枕を使用することに抵抗がある人もいます。
(4)お金に余裕があることはすごいと思う
行為のみを目的とした部屋を借りていることに対して、お金に余裕があるというポジティブな印象を抱く女性もいます。ヤリ部屋は、女性と遊んだあとに行く部屋のため、ある程度アクセスがよい場所でなければいけません。
そのぶん家賃も高くなるため、お金に余裕がある人でなければ借りられないはず。見方を変えれば、男性の収入面を評価できるのかもしれませんね。
(5)絶対に行きたくない
「ヤリ部屋」という言葉にマイナスな印象を抱く女性は少なくありません。セフレや一夜限りの関係を嫌う女性からすると、ヤリ部屋は信じられない場所なのです。本気で恋をしている男性に、ヤリ部屋に連れていかれたとなると、女性はがっかりしてしまうでしょう。
3:ヤリ部屋の条件3つ
ヤリ部屋は、ただイチャイチャできればよいわけではなく、雰囲気や行為のスムーズさにも配慮しています。ヤリ部屋となる条件はこの3つです。
(1)部屋の主役はダブルベッド
ヤリ部屋では、ベッドがもっとも使用される家具です。ひとり暮らしで彼女はいないというのに、ダブルベッドだと少々違和感があります。しかし、ヤリ部屋というだけあって、最初から行為を目的としているため、ダブルベッドであることが多いでしょう。
(2)いつでも清潔に保っている
ヤリ部屋は、いつでも女性を招き入れられる部屋であり、清潔感をキープしていることが大前提です。ベッド周辺だけではなく、トイレ、浴室、洗面所すべてに掃除が行き届いており、まるで清掃したてのラブホテルのような雰囲気であることは、男女が共通認識するヤリ部屋の条件です。
(3)生活感を出しすぎないインテリア
ヤリ部屋は、あくまで行為のための部屋であり、女性の心身をリラックスさせるための空間です。お互いにドキドキ感やスキンシップがしたくなる必要があるため、生活感は必要ありません。個人の部屋でありながらも、ラブホテルのような特殊なドキドキ感も、ヤリ部屋の必須条件です。
4:男性の部屋がヤリ部屋か見分けるポイント5つ
男性宅に招かれたものの、彼の自宅ではない特殊な空気が漂うことがあったら、もしかしたらヤリ部屋かもしれません。自宅かヤリ部屋かを見分ける方法はこの5つです。
(1)家具・家電に生活感がない
上でも紹介したとおり、ヤリ部屋にはほとんど生活感がありません。そこで暮らしているわけではないため、調理器具や洗濯機などはなく、あるのはお酒やドリンクが入っている冷蔵庫くらい。その反面、ソファやベッド周辺のインテリアにはこだわっている場合が多いでしょう。
(2)お泊まりできる小物類がそろっている
女性がいつでもお泊まりできるよう、新品の歯ブラシやコンタクト保存液などをあらかじめ購入しストックしているなら、ヤリ部屋と考えられます。それらは、招いた女性に「泊まってもいいかな」と思わせるためのアイテム。普段からよくヤリ部屋を使用しているのでしょう。
男性がコンタクトを使用しない、あるいはワンデーコンタクトしか使用しないのに保存液があるなら、ヤリ部屋確定かも。
(3)ラブホテルのような部屋づくり
ヤリ部屋は、ラブホテル同様に「ベッドが主役」の空間です。横にはふたり掛けのソファ、ベッドから見えやすい位置にテレビが配置され、雰囲気のよい間接照明、手元で照明が操作できるリモコンがあったら、間違いないと思っていいでしょう。
ヤリ部屋での目的を果たすため、スムーズに「コト」が運ぶ同線づくりと雰囲気が感じられるなら、そこはヤリ部屋と言えるでしょう。
(4)飲んだら部屋に直行する
お酒を飲んだあと、躊躇なく招き入れられたときの家はヤリ部屋かもしれません。いくら体の関係を持ちたいとは言え、あまり知らない女性をやすやすと家に上がらせることには抵抗がある男性は多いです。
ホテルや女性の家、カラオケなどの選択肢もなく、男性に言われるがままついて行ったとき、上記で紹介したような条件・特徴があれば、ヤリ部屋の可能性が高そうです。
(5)あきらかに女性がいた痕跡が残っている
マイナスな面からも、ヤリ部屋かどうか見抜けます。ゴミ箱や排水口に女性の長い髪の毛や、化粧品を使用した跡があるなら、数日以内に女性が訪れたのかもしれません。
男性が「彼女はいない」と言うのなら、彼女ではない別の女性です。その部屋には、高い頻度で女性を連れ込んでいる可能性があるため、男性が見落としそうな細かいところをチェックしてみてください。
5:まとめ
ヤリ部屋というとマイナスなイメージがあるかもしれません。しかし、リーズナブルにスキンシップを楽しみたいのなら、ヤリ部屋はとても便利です。また、本気で恋をしている相手の家に上がるときは、自宅かヤリ部屋かを見抜けるとよいでしょう。