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リア充爆発しろ!? 正直うんざりする結婚式動画の特徴5つ
オガワチエコC.Ogawa
最近の結婚式では、必ずと言っていいほど新郎新婦の現在までの動画が上映されますよね。
しかしこの映像、素直に祝福したい気持ちになるものと、そういう気持ちがそがれてしまうものとがあるのも事実です。
そこで今回はフリーで動画の撮影、編集をこなす映像作家の柿沼キヨシさんに“正直うんざりする結婚式VTRの特徴”を5つ教えていただきました。
■1:生い立ち紹介動画で参加者が全員出てこない
「最も多く結婚式で流れる映像といえば、新郎新婦の出生から現在まで振り返るスライドショーです。
ここで盛り上がる瞬間は、新郎新婦の幼い頃の写真はもちろん、参加者自身の若い頃の写真が流れた時です。
披露宴での席はグループごとに席分けされていると思いますが、写っているのが同じ人たちの連続で自分たちが全く写っていないと、そのテーブルはシラケてしまいます。
結果、写っている人が多いテーブルだけが変に盛り上がっている時など、その会場は地獄です」
■2:不良自慢
「僕自身よく頼まれて結婚式の映像を作るのですが、意外と多いのが不良自慢です。
“あのころはよくバカをしていました”といいながらみんなで半ケツをだしている写真や、花火の間違った使い方で遊んでいる写真等がそうです。
ハッキリいって、それはほとんどの人が一度は通った道なので本人が思ってるほどバカではないのです。なので、必ずと言っていいほどスベります」
■3:ふたりが出会ってからのスライド写真がやたら長い
「こちらもよくありがちな現象なのですが、生い立ち写真の段階では盛り上がっていたはずなのに、ふたりのデート写真になったとたん会場が嘘みたいに静かになってしまうというもの。
これは、新郎新婦はもちろん、なぜか参加者までも傷つく魔の瞬間です。気持ちはわかりますが、参加者も人間なのでふたりの仲の良さをそんなに自慢されてもあまり面白くありません」
■4:周りの車や電車がうるさい
「最近では、途中でメッセージビデオが含まれている映像もよくあります。
ですが、映像の中の人が喋っているのに、周りの雑音がすごかったり、風の音で何を言ってるのかわからないということが多々あります。
この場合、本来感動させたいはずなのに観ている方に残念な気持ちが沸いてきて、場がさめてしまいます」
■5:歳の差カップルなのに甘ったるい
「そうなんです。新郎新婦はここぞとばかりに盛り上がってしまっているんです。
こちらも大人なのでここは穏便にすませたいところですが、これが15歳以上歳が離れたカップルとなると話は変わってきます。
間違ってもお互いのことをちゃん付けにして“○○ちゃん、一生大切にするよ”等というテロップを出してはいけません。
そのとき会場に沸き上がるのは“寒いぼ”だけです」
結婚式の映像はほとんどの場合、二次会でも流すので、下手をすると一日に二度スベることになってしまいます。
「とは言っても、みなさん結婚式にはお祭り気分で来ていますから、上記のことを避けて普通に作れば必ず盛り上がるはずですよ」と柿沼さんは締めくくります。
結婚の予定がある方は是非参考にしてみてくださいね!
【参考】
※ 柿沼キヨシ・・・学生時代からどきどきキャンプなどの舞台映像を制作する傍ら、芸人としても大学のお笑い全国大会で優勝。日本テレビのネタ番組『カイブツ』にも出演。
引退後は映像作家に完全転身し、企画・演出・撮影・編集を自ら行う制作チームを結成。エレキコミック単独ライブやエレ片コントライブなどの映像制作にも参加。
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