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男性の「愛してるよ」は信用できない?すぐ言うタイプの心理と言葉以外のサイン

吉岡サエコ

吉岡サエコS.Yoshioka

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目次

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1:「愛してるよ」って普通言う?

好きな人に「愛してるよ……」なんてささやかれたら、たまらないもの。ドラマや映画でもよく見かける、素敵なシーンですよね。

しかし実生活の中で彼氏や好きな人に言われる機会は、あまり多いとはいえないかもしれません。気持ちを言葉にすることが恥ずかしいと思っている人も多いでしょう。日本には「愛してるよ」と普段から言い合う文化が根付いていないからこそ、特別感があるともいえます。

2:「愛してるよ」と真顔で言う男性心理5つ

それでは「愛してるよ」と真顔で言う男性は、どんなことを考えているのでしょうか。その男性心理に迫っていきます。

(1)好きの気持ちを最上級の言葉で伝えたい

好きだという気持ちを、より強く相手に伝えたいと思ったとき「愛してる」という言葉につながります。「好き」はライトな意味合いでも使われますが、「愛してる」はそれよりも重みのある言葉です。

本気で大切だという気持ちを伝えたい、わかってほしいという心理が働いているはず。真顔で言うのは、本気度の表れ。ここぞというタイミングでしか口にしないのであれば、これに当てはまるでしょう。

(2)彼女を喜ばせたいという気持ち

彼女を喜ばせたいという気持ちから、口にする人もいます。喜ぶ顔が見たい、照れた顔が見たいという心理でしょう。

特別な日に、何か特別感のある言葉を贈りたいと考えて、あえて口にしてくれているのかもしれません。冗談だと思われないよう、真顔でアピールしているのではないでしょうか。

(3)口説くときの決めゼリフ

モテる男性に多いパターンです。男性からストレートに愛の言葉を伝えられたら、恥ずかしいですが嬉しいもの。女性の心を動かせるワードだと知っていて、口説くときの決めゼリフにする人もいます。

このように、すぐに「愛してる」という言葉を使う人は「かわいい」などと同じ意味合いで使っていることも。言い慣れている、真顔でも照れがないという特徴があります。

(4)「愛してる」と言う自分に酔っている

真顔で「愛してる」と言うのは、ドラマや映画のワンシーンを彷彿とさせます。おしゃれなシーンで言えば、かっこよく決まります。

キザに「愛してるよ」と言う自分がかっこよくて好きという人も、中にはいます。ロマンティックなセリフを言う自分に酔っているのです。

(5)何かきっかけがあった

普段口下手な彼が突然「愛してるよ」と言い出したら、何かあったのかもしれません。やましいことがあり、彼女の機嫌を取ろうとしていたり、彼女がとても大切だと感じて、無性に愛おしくなったり。

落ち込んでいるときに彼女に会ったら「愛してると言いたくなった」なんてこともあるでしょう。

3:「愛してるよ」が本気か確かめる方法3つ

(1)言い慣れた感じがしないかどうか

普段口にすることが少ない言葉なので、言うときに照れてしまうのが多くの人の反応です。あまりに堂々とキザな感じで言われたら、遊び慣れている、自分に酔っている可能性があります。

言い慣れている感じがしたら、他の人にも軽く言っているかもしれません。

(2)日常の何気ないときに口にするかどうか

「愛してるよ」と言うのはベッドの中でだけ……というのは危険。反対に、何気ない瞬間にふと言ってくれるなら「愛おしいなぁ」と思ってくれているのでしょう。

非日常感の強い言葉だからこそ、何気ないときに口にする「愛してる」は本物の可能性が高いですよ。

(3)言葉だけでなく行動が伴っているか

大切ならば、行動でも示してくれるはずです。「愛してる」といくら言葉で伝えていても、行動が伴っていないと本気とはいえないでしょう。

心配させないよう誠実な態度で接してくれるというのも、重要な判断材料です。約束を守らなかったり、お金を無心したりなどの言動は、彼女を大切にしているとはいえません。

4:「愛してるよ」と言わなくても伝わるサイン5つ

わざわざ言葉で言わなくても伝わるでしょ……という人もいます。「愛してるよ」とは言わないけれど、そこに愛があることがわかるサインをまとめてみました。

(1)抱きしめてくれる

気持ちを言葉にしなくても、ギュッと抱きしめてくれるだけで伝わってくるものがあるのではないでしょうか。

好きだという強い気持ちがなければ、抱きしめたりはしないはずです。言葉で言うのは照れ臭いという人に、多いようです。

(2)無防備な姿を見せる

一緒にいるときにうたた寝してしまったり、弱音を吐いたりは気を許している特別な女性にしか見せない姿。無防備な状態でも、一緒にいられるということでしょう。

そこに愛情があるからこそ、リラックスした様子を見せてくれるのです。

(3)家族や友達に紹介してくれる

自分の大切な人に会わせるという時点で、将来を考えて真剣に交際している証拠です。こちらも立派な愛情のサイン。

「言わなくてもわかるだろ」と、男性が思っている可能性が高いです。愛の言葉がなくても、ちゃんと大事にされているということかもしれませんね。

(4)話したことを覚えていてくれる

何気なく話したことを覚えていてくれるのは、愛情があるからだといえるでしょう。

もともとおしゃべり好きな男性を除くと、とりとめのない話を覚えている男性は少ないもの。好きなものや嫌いなものを把握してくれているのは、愛情表現のひとつだといえるでしょう。

(5)喜ぶことをしてくれる

好きそうなお店を予約しておいてくれたり、プレゼントをくれたりするのは愛がある証。喜ばせたいと思う気持ちからくるものです。言葉にするのは苦手だからと、態度で示しているのかもしれません。

5:まとめ

「愛してる」にはいろいろな意味合いが込められていますが、いずれにせよポジティブな意味合いで使われることが多い言葉だと筆者は思います。

口下手な男性は多いですし、ぜひ言葉以外のサインも見逃さないようにしてみてはいかがでしょうか。