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こんな趣味を持ってたらヤバイ!高収入でも貯金できない男の特徴

中田綾美

中田綾美A.Nakata

結婚相手を選ぶ際に気になるのは、男性の“収入”ですよね。

ファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔さんのお話をもとに、収入の多い少ないにかかわらずきっちり貯める“高貯蓄率男子”の見分け方についてお届けします。

前回の記事では、まず“実家暮らしか、ひとり暮らしか”という点に着目して、見極めのポイントを紹介しました。今回は“男性の趣味”編です。貯金できない男性にありがちな趣味……というのはあるのでしょうか?

 

目次

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■“クルマ・ギャンブル・飲み歩き”などお金のかかる趣味はやばい

「趣味は人それぞれですが、お金のかかる趣味は注意が必要です。例えば車を趣味にすると、購入費、メンテナンス費、駐車場費、ガソリン代とお金がかかります。

パチンコや宝くじ、競馬などのギャンブル好きは、“こつこつ貯めるよりも一発当てたい”というタイプなので、たしかに貯金はできていない人が多いかもしれませんね。

あと、趣味というか、飲み歩きが好きな人は終電逃してタクシーを使うことも足すと、すごい出費になっていたりしますね。

趣味というのはお金だけでなく時間も取るので、付き合っていくうちに徐々に見えてきます。どれくらいお金をかけているのか見極めていくといいでしょう」

上で挙げた“クルマ・ギャンブル・飲み歩き”というのは、“男性がハマりがちだけどお金がかかる趣味”の代表例。マニアックな趣味でこの3つに当てはまらない場合でも、収入のほとんどをそれに注ぎ込んでいるなんてこともあるので、山崎さんのアドバイスにもあるように、付き合いながら見極めていくことが重要です。

 

■“毎日数百円のムダ遣い”趣味が命取り!

“クルマ・ギャンブル・飲み歩き”のような、いかにもお金がかかりそうな趣味だけが危険というわけではありません。一見、趣味にお金をかけていなさそうだったり、無趣味だったりする人でも、実はだらだらムダ遣いをしているというケースも……。

「たとえば、タバコを1日1箱吸う人だと、ひと月の出費が1万数千円にのぼります。このように、毎日数百円のムダ遣いを繰り返す人はなかなかお金が貯まらない典型です。

タバコに限らず、読まない雑誌を惰性で買う人、コンビニでお菓子をつい買う人、カフェでショートではなく、なんとなくトールサイズを頼む人など、ムダ遣いの例は様々です。

毎日1杯のトール・ラテ程度のムダ遣いを減らせると、一生涯で500万円くらい貯金できます。運用に回して上手に増やせれば800~1,000万円の差になることも。

使わなくてもいい小銭を見栄や惰性で使う人は、“貯められない男”の可能性が高いといえるでしょう。ただし、デートのとき、あなたにいい恰好をみせたくてちょっと背伸びする出費は見逃してあげましょう(笑)」

 

■意外とお金がかからないのは“ゲーム・マンガ・旅行”

「テレビゲームやマンガはいかにもオタクっぽいのでムダ遣いが多そうですが、毎月1万円くらいなら他の趣味より安かったりします。旅行も年に数回程度なら、それほどムダな出費とはいえません」

趣味でリフレッシュして、その分、仕事に打ち込めるのであれば、趣味がムダ遣いとはなりませんよね。収入額によって、趣味に使ってもいい金額は違ってくるので、一律に“いくらまでならOK”と決めることはできませんが、“月平均1万円”程度であれば、まず安心といえそうです。

 

今回は、“男性の趣味”に着目して、高貯蓄率男子の見分け方をお届けしました。いかにもお金のかかりそうな趣味だけでなく、毎日数百円のダラダラ出費も危険……というのは、われわれ女性にとっても耳の痛い話ですよね。

次回は、ネット上でも一時期話題となった“●●とお金持ちは本当に関係があるのか?”についての真相に迫りたいと思います。

 

 

【取材協力】

※ 山崎俊輔・・・年金と資産運用と人生の幸せを考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。新聞・雑誌での執筆のほか、ウェブ上でも日経新聞WEB刊『20代から始める バラ色老後のデザイン術』や、『All About』でのコラムなど連載多数。ホームページTwitterでも、“お金に関する知恵”を発信中。主著は『お金の知恵は45歳までに身につけなさい』。