掲載
更新
アレかけていい…?「男が心を許した女にだけする」愛情表現5つ
中田綾美A.Nakata
昔はあんなに紳士然としていたのに、最近では彼の態度がすっかりふてぶてしくなってきて、あまりの無神経ぶりにイラッとさせられることはありませんか?
「もしや、私って“女扱い”されていないのでは?」と自信を失いそうになりますが、彼があなたを苛立たせるようなことをするのは、それだけふたりの心理的距離が縮まっている証なのかも。
というのも、恋愛・結婚・人間関係コンサルタントの木村隆志さんによれば、どうやら男性には親密な相手にしか見せない“みっともない自然体の姿”というものがあるようなのです。
そこで、今回は、“男性が本当に心を許した相手にしかしない変な愛情表現”5つをお届けしたいと思います。
目次
隠す■1:名前の呼び捨てや、からかうようなあだ名をつける
初々しい時代には、“~ちゃん”って優しく呼んでくれたのに、近頃では「おい、~」と呼び捨て。それならまだしも、“E.T.(頭が大きいから)”、“ほんこん(すっぴんが似ているから)”など、あなたをからかうようなあだ名を次々とつけては独りで喜んでいる彼氏……。
女性にとってものすごく傷つきますが、男性は愛しい相手ほどイジリたくなって、そのような悪ふざけをしてしまうのだそうです。要は、好きな女の子に「ブス!」と言って反応を見たがる小学生男子と精神構造が同じだといっていいでしょう。
■2:彼女の二の腕やお腹をつまむ
「お、焼いたらうまそう」「たぷたぷ~」など言いながら、恋人の二の腕やお腹の肉をつまみたがる男性ってよくいますよね。
「コンプレックス刺激しないでよっ!」と彼を蹴飛ばしたくなりますが、こうした戯れも彼なりの愛情と親近感の表れ。男性の好むスキンシップなのだそうです。
■3:夏場や風呂上がりに下着のまま過ごす
おうちデートにて、彼は室内ではパンツ一丁。「もう少し恥じらいってものがないの!?」と抗議したくなりますが、彼のほうでは全く悪気はありません。彼にとって、あなたが家族同然だからできること。
ただし、逆に、あなたから同じことをされるのはイヤなようです。風呂上がりに裸でウロウロするのはやめましょう。
■4:彼女の手料理に「塩、かけていい?」と聞ける
昔は何でもおいしいって食べてくれたのに、最近では、あなたの手料理をカスタマイズしようとすることもチラホラ……。腕によりをかけて作った料理であれば、ちょっと残念な気もしますよね。
でも、彼の内心で秘かに“メシマズ”認定されてしまうよりはよっぽど健全な関係です。また、無言で不満そうに塩をかけるようであれば問題アリですが、「かけていい?」と聞いてくるのはふたりの距離が近いからこそ。次回からは、健康を害さない程度にもう少し味を濃い目にしてもいいかもしれません。
■5:口ケンカを途中でやめてしまう
口論の最中に彼が押し黙ってしまったり、プイとその場から離れてしまったりすると、「逃げるつもりね、この卑怯者!」と思ってしまいますよね。
でも、以前に「ケンカ中に男性が突然だまりこむ意外な原因が判明する」という記事でもお伝えしたように、彼が口ケンカを途中でやめてしまうのは、怒りが暴発しないための自衛手段の一種。つまり、あなたと真剣に向き合っていないからではなく、むしろ、これからもうまくやっていきたいからこそ、彼は黙ってしまうのです。
彼があなたをイラッとさせるあんな言動、こんな言動に、実はこんな意味があったとは驚きですね。もちろん、あなたにとってどうしても許せない言動については、「~はやめてほしい」と伝えるべきですが、彼の奇妙な愛情表現を母のような広い心で受けとめてあげることも円満の秘訣なのかもしれませんね。
【取材協力】
※ 木村隆志(きむらたかし)・・・恋愛・結婚・人間関係コンサルタント/コラムニスト。名古屋の巨大式場でウエディングプランナーのキャリアを積んだのち独立。ティーンから更年期世代まで、コンサル数は対面だけで通算8,000組を突破。著書は『告白女(コクジョ)』、『好感度がアップする プラスひと言会話表現605』、『友活はじめませんか?』、『40歳からはじめる 一生の恋人の見つけ方』など。