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彼氏探しに疲れたら…心理学者が教える「今すぐやるべきこと」3つ

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:“彼氏が必要”という考えを変える

恋愛心理学ではよく、“恋愛普及幻想”という言葉を使って説明をすることがあります。恋愛普及幻想とは、ひとは年頃になると、みんな彼氏や彼女がいるものだという思い込みのことです。

例えば、大学の講義中に、「このクラスに恋人のいるひとはどれくらいいるとおもいますか?」という質問と、「実際に恋人がいるひとは、どのくらいいますか?」という質問を同時にします。

すると、実際に恋人がいるひとはそんなにいないものの、みんな友達には彼氏や彼女がいるものだと考えていることがわかるんです。

ですから、「私だけ彼氏がいないのかも」という考え方や「彼氏は必要」という考え方をやめ、「彼氏がいなくても普通なんだ」と考え直すことで、彼氏を見つけなきゃという不安や焦りは解消され、気持ちはラクになるはずです。

2:自分の時間を大切にする

恋人がいると、どうしても自分ひとりの時間が減ってしまいますよね。それ自体はけっして悪くはないのですが、一方で、自分の時間は自分の価値を高めるチャンスでもあるわけです。

たとえば、ある商品がなかなか売れないとします。その理由は、その商品に魅力がないから。魅力がない商品を売るためには、大安売りで値切るしかありません。

なかなか彼氏が見つからないときというのは、買い手である男子から見たときに、商品としてのあなたに魅力がないということ。そういうときに焦って彼氏を見つけようとしても、大安売りのように、簡単にベッドをともにするような戦略をとらない限り、難しいでしょう。

それよりも、彼氏がいない時間を利用して、次の彼氏を見つけるチャンスに備えて自分の商品価値を高めることも大事なんです。

3:人間関係を広げる

恋人がいると、恋人との時間を優先させるためとか、浮気の心配をさせないようにとか、恋人の嫉妬が激しいだとかいう理由で、男女を問わず友達と遊ぶ機会が減ることもあります。

そこで、恋人がいないときをむしろ前向きにとらえて、同性だけではなく異性の友達とも積極的に遊びに出かけましょう。

合コンのような出会いを目的とした場だけでなく、趣味の集まりや、スポーツなんかも良いですね。知らなかった世界に飛び込んでいくには絶好のチャンスです。

もしかしたら、そんな何気なく遊びにでかけたことから思わぬ出会いが見つかり、彼氏ができるということだってあり得るのですから。

いかがですか。

年頃のひとに、恋人がいたほうがいいのか、いなくてもいいのかということ自体には、いろいろな意見があります。

ですが、焦ってもできないときは、できないもの。彼氏ができないことをネガティブにとらえて焦るのではなく、次の恋愛に向けてのステップとして、楽しむ余裕も必要かもしれません。