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「アラサー処女が処女じゃなくなる日」に密着!~元子編~【中編】
毒島 サチコS.Busujima
前回の記事・・・「アラサー処女が処女じゃなくなる日」に密着! ~元子編~【前編】
目次
隠す「アラサー処女が処女じゃなくなるはずだった日」の次の朝届いた衝撃のLINE
彼との初お泊りの夜、一切連絡がつかなかった元子から朝LINEが届きました。
実は、この記事の【前編】を執筆した日が元子の初お泊りの次の日。
「彼の家に泊まりに行ったし、既読もつかないし、元子は処女じゃなくなっているだろう」と思った筆者は【後編】の執筆をしていました。しかし……?
このLINEをきっかけに【中編】の執筆に変更することにしました。
なんと! コンドームがなかったため、今回は未遂に終わったというのです。
詳しく聞いてみると、彼の家に着き、雰囲気でイチャイチャしだしたものの、心配になった元子は先走り、
「ゴムある!?」
と彼に確認。
「今ないからもし元子がいいなら、買いにいくよ」
と言った彼に対し、
「夜遅いし、まだ怖いし、今日はやめよう」
と突き放したそうなのです。
彼がその日元子の“初体験”を奪う予定だったかどうかは定かではありませんが、元子の早とちり?によって初体験は未遂に終わり、その後彼も無理にしようとせず、元子とスキンシップを取りながら一緒のベッドで就寝したそうです。
未遂に終わるも……憧れと理想は違うものと知った
それでも男の人と初めて同じベッドで寝た元子。
26歳で初彼氏が出来て、デートを重ね、キスやハグといった次々訪れる“初めて”にドキドキの毎日を過ごし、迎えたお泊りでのスキンシップ。
“彼氏欲しい”が口癖だった元子。
大学時代からお風呂上がりの股割りを実践し、女性向けAVで勉強するなど人一倍“初体験”に対して思い入れがありました。
しかし理想と現実は違うようで……。
“触られる”という行為に関して“気持ちいい”という感情を持つのはやっぱり先なよう。
しかし着実に経験を積み、そしてまた彼とのデートを迎えるのです。
そして…2度目の「アラサー処女が処女じゃなくなる日」が到来!?
付き合いたてのカップルは毎日会いたいもの。
仕事にまい進していた元子も、このお泊りをきっかけに優しい彼にぞっこん。
未遂に終わった次の日も仕事後、職場から近い彼の家に立ち寄ることになりました。
もちろん、この日はしっかりと彼もコンドームを完備。
無理強いはしないものの、元子の様子を伺っていたようです。
筆者も「今日こそは!」と楽しみに元子の報告を待っていました。
そして0時過ぎ、元子からLINEが届くのです。
アラサー処女の知識がありすぎる故の“初体験”への「障壁」
元子から届いた文面には「いい雰囲気になったけれどまだ処女(笑)」という文字が!
まだ“初体験”に対しての恐怖心があるのかなと思った筆者ですが、その後のLINEでその理由が分かりました。
なんと、妊娠可能性があるからという理由でした。
良い雰囲気になった時に脳裏によぎったのが、“避妊をしていても妊娠した友人”のことだそうです。
おもむろにスマホを取り出し、妊娠可能性を調べると50%。
勢いで初体験を終えてしまった女子と違い、アラサー処女の元子は周りからの知識が先行し、初体験に対しての「障壁」が高くなっていたようです。
どれだけ好きな相手に対しても、理性が強く動いてしまうのがアラサー処女。
結局怖くなって、その日は帰宅。
しかし、友人にその話をすると
「100%ではないけれど、避妊をしっかりしていれば大丈夫だよ」
というアドバイスを受け、ひどく彼に対して罪悪感を抱いたのだそうです。
元子が初めてということを知って優しく焦らず待ってくれている彼。
だけれど、
「これ以上は待たすことが出来ない! そして大好きな優しい彼と“初体験”を迎えたい!」
より一層その気持ちが強くなったのだそうです。
万全の体制で! 自身から誘うテクニックを学ぶ!
その後、彼も気を遣って、元子を自分から家に誘わなくなりました。
しかし前回でひどく反省した元子。
彼を自分から誘い、
「今まで受け身だった自分から彼のことが好きだということをアピールしたい! 時には理性よりも本能を優先させないと関係を深めることができないのかも」
と思ったそうです。
この時に初めて役に立ったという恋愛コラムで勉強した知識。
その初々しさ溢れる質問から「本当に恋している女子はキラキラしているな」という印象を受けます。
そして華の金曜日「3度目の正直!?」
そして今週末(9月1日)のお泊りデートを取り付けた元子。
「ハグ&チューを実践報告しますね」という名言を残し、また華の金曜日まで仕事にまい進するのです。
ーー【後編へ続く!】