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不倫を終わりしたい!きれいに別れる方法10つ

並木まき

並木まきM.Namiki

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1:不倫は終わらせたほうがいいとわかっているけど……

仮に今、不倫をしていて、相手への愛情があったとしても、「早く終わらせたほうがいい」とわかっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、どんなふうに終わらせるかを考えているだけで、時間が過ぎてしまっているケースも多いかもしれません。

不倫というのは、発展性に乏しいため、ズルズルと長引いてしまいがち。終わらせ方を知ることで、明るい未来への一歩を踏み出せるかもしれません。

2:不倫を終わらせるベストなタイミング5つ

では、不倫を終わらせるベストなタイミングとはいつなのでしょうか。実際に不倫を終わらせた経験者のコメントをご紹介します。

(1)思い立ったとき

「不倫は、思い立ったときに終わらせるのがベストです。過去に2回も既婚男性と交際したのですが、どちらも“不倫はもうやめよう”と思った翌日、私から別れ話をしました。

相手のことが好きだとついズルズルしちゃうのですが、不倫は長く続けるほど、しんどくなるだけだと思います」(37歳女性/芸能関係)

(2)気になる人ができたとき

「不倫相手にハマってしまうと、なかなか他の男性に目がいかないんですよね。だから、気になる人が出てきたときがチャンスだと思います。

その人のことを“好き”ってところまで気持ちがいっていなくても、気になる人ができたってことは、不倫相手への気持ちが少し弱まっているということ。あえてそこで“気になる人”に気持ちが向くように、環境を整えるのがおすすめです」(33歳女性/サービス)

(3)寂しさに押しつぶされそうなとき

「不倫をしていたのでわかるのですが、既婚者と付き合うのって、本当に寂しいんですよね。付き合っていると、その寂しさに押しつぶされそうになるときもあると思います。

私の経験上、別れるのはそのタイミングが最適。“こんな寂しい思いは、もうしたくない”って思うことができれば、勇気をもって別れ話をしやすいはずです」(44歳女性/飲食)

(4)年齢の節目

「30歳になるからとか、35歳になるからとか、年齢の節目を迎えるときが別れどきだと思います。私自身は35歳になるときに、3年間の不倫に終止符を打ちました。

結婚したいって思っていたので、このまま付き合っていても先がないなと感じ、彼に本音をぶつけたら、“今は、離婚する気はない”と言われ、別れを選択しました」(37歳女性/IT)

(5)交際からの期間

「不倫って、自分でリミットを設定しないとズルズルしちゃいがち。なので、私は1年だけって決めて不倫をしました。

それまでに離婚とか動きがなければ、たぶんその後もズルズルするだけだろうなと思って。実際、1年経っても彼は別居すらしてくれなかったので、好きだったけど先がないと思って別れました」(32歳女性/不動産)

3:メールでもOK?既婚者同士、不倫のきれいな別れ方5つ

続いては、不倫の別れ方についてご紹介します。引き続き、経験者のコメントつきでお届けします。

(1)自然消滅

「所詮は不倫だし、きれいな別れ方を求めなくても、自然消滅がいちばんだと思います。過去にダブル不倫をしていましたが、“しっくりこないな”って感じたとき、私から連絡をしなくなったら、彼からも連絡が来なくなり、そのまま自然消滅しました。

すったもんだもないし、悲しい別れ話もなく、我ながらきれいな別れ方だったと思っています」(39歳女性/アパレル)

(2)LINEで別れ話を送りブロック

「たとえ不倫でも、別れ話でドロドロするのは避けたいですよね。なので僕は、いつも別れ話はLINEで済ませます。

会ってしまうとやっぱり未練が出てくるし、お互いにつらい。だから、別れ話のLINEをしたあとは、相手をブロックして、メッセージが読めないように設定します」(44歳男性/経営)

(3)理屈で気持ちを整理する

「以前、不倫をしていたときに、私がハマってしまって……。だけど、相手には奥さまがいるし、別れなくちゃって思ってはいたんです。

それでも当時の私は、彼のことが好きすぎて、気持ちがついてこなかったんです。なのであえて彼にお願いして、不倫を続けないほうがいい理由を延々と話してもらって、自分を無理やり理屈で納得させました」(36歳女性/ネイリスト)

(4)電話で話す

「不倫なので、別れ話のために会うのも、不倫バレのリスクがありますよね。せっかく別れるのに、わざわざリスクは負いたくないので、別れ話は電話で済ませます。

相手が納得するまで何度も根気よく電話で話すので、これまでこの方法でドロ沼になったことはありません」(35歳男性/飲食店経営)

(5)「会わない」と決めたら連絡を断つ

「私がダブル不倫を終わらせたときは、“会わない”とふたりで決めて、お互いに完全に連絡を断ちました。

別れ話は対面でしたので、その場でお互いが電話番号とLINEアカウントを削除。最後は泣きながらハグをしてさよならしましたが、おかげで連絡したい衝動にかられても我慢できましたし、これで良かったと思っています」(42歳女性/パート)

4:愛しているからこそ別れる…相手に言うセリフ3つ

最後に、愛しているからこそ別れを選んだ人たちが、別れ際に言うセリフを集めてみました。

(1)「体に気をつけてね」

不倫であっても、愛している相手のことは、心から気遣っている人も少なくありません。「体に気をつけてね」は、よくある別れのセリフながら、「この人には、別れたあとにもずっと元気でいてもらいたい」という気持ちが込められているもの。好きだったからこそ選ばれる別れの言葉のひとつでしょう。

(2)「幸せになってね」

「幸せになってね」も不倫に限らず別れのセリフとしては定番。ですが、愛している相手と別れるとき、口にする人も多いのではないかと筆者は思います。不倫においては「自分は幸せにできないけれど、幸せになってほしい」という切実な思いが込められているのではないでしょうか。

(3)「遊びだった」

本気で愛している相手には、一緒になれない自分を忘れて、新たな人生を歩んでほしいと願うのも人情。どうでもいい相手には、恨まれることも多い、リスクの高いセリフをわざわざ言わないはずです。自分への思いを断ち切らせるために、あえて「遊びだった」と口にする人もいるでしょう。

5:不倫の終わらせ方には「人間の器」が出る

不倫という、人の道に外れた行為を清算するときこそ、人間の器が出やすいのではないかと筆者は思います。ドロ沼化したり深い傷だけを残すような別れ方をしたり、あるいは逃げるように消えたりしてしまったとしたら、残念ながらその人の器はそこまでだったといえるのではないでしょうか。