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不倫してた男女に聞く「不倫してその後どうなった?」赤裸々告白!

相川葵

相川葵A.Aikawa

目次

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1: 不倫して…その後どうなったか知りたくありませんか?

(1)不倫とは「先のない恋」とは言うけれど?

不倫を「先のない恋」と表現する人もいますよね。

不倫とは、男女の片方あるいは両方が、別の相手と結婚をしている状態です。だから、不倫している2人が結婚するという「先」は、基本的には「ない」のが一般的。

でも実際のところは、どうなのでしょうか? 不倫した人は、ちゃんと別れられているの? それとも一生ずるずる……?

様々なケースで「不倫のその後」がどうなったのか、ちょっとのぞき見させていただきましょう。

(2)不倫してる時にはわからなかった気持ちも聞きます

不倫をしている時は、相手のことがものすごく魅力的に見えたりするものです。

なぜなら、その相手は「完全には手に入らない相手」だから……!

でも、不倫をやめたら……? ウソ!あんなに魅力的だった相手がただのクズの見える!?

そんな、「不倫をしている時にはわからなかったアレコレ」も、聞いてしまいましょう!

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2:不倫して…その後どうなった?不倫してた男女の赤裸々告白

(1)後悔して妻の元に

まずは、もっとも幸運なケースをご紹介しましょう。

その男性は30代。会社の後輩と不倫の関係にありました。休日は、妻に「休日出勤だから」とウソをついて不倫相手とデートへ。

「正直、浮かれていました。そうしたら、オレの気持ちを本気にした彼女が結婚を迫ってきて……。妻と離婚して欲しいと言われて焦りました」

彼は、不倫相手と付き合っている間、妻とはセックスレスでした。しかし、離婚を考えたことはなかったのです。

焦った男性は会社に異動を願い出て、不倫相手には忙しいことを理由に関係に終止符を打ちました。

数ヶ月後、妻からいきなり「不倫相手とは別れたの?」と聞かれてドッキリ……。

その頃、彼の不倫熱は冷め、妻との関係も元通りになりつつありましたが、まさか全部バレているとは思わなかったそうです。

これは、妻が全て我慢して、夫が戻るのを待ってくれていた、非常に幸運なケースだと筆者は考えています。

(2)家族を失って慰謝料まみれに!

こちらは30代、既婚女性(子持ち)のパターン。

彼女の場合、パート先の既婚上司とのW不倫でした。

「夫と離婚しても良いと思っていましたが、向こうにも奥さんがいたので……。ずるずると続いてしまい、夫にも先方の奥様にも知られる結果に。

夫は激怒して、すぐ離婚を選択しました。子供の親権は夫に取られ、私は夫と向こうの妻の2人に慰謝料を請求され……。

しかも、その上司からはパートを辞めさせれられて、挙げ句の果てに上司は離婚せず。今は新しい仕事をしていますが、貯金もできません」

「後悔しています」と話す女性。夫が親権をもった子供は、彼女にとって元義母が育てている状態。「結婚しているときから仲がよくなかったので、会わせてくれない」そうです。

(3)不倫にハマって次の相手を……

こちらは、40代の男性。結婚後5年で家庭に飽き、趣味のサークルで出会った独身女性と不倫関係になったそうです。

「1年ほど楽しく遊んだのですが、彼女は独身だったので、独身男性とお付き合いしたいということで別れを告げられてしまいました。

離婚するから、自分と結婚しようと説得したのですが、既に好きな人がいると断られてしまって……」

その1年の間に、自分の家庭は急激に冷え切って、家に帰るのもしんどい状態。休日のほとんどを独身の彼女と過ごしていたそう。

「離婚はしていませんが、家に帰っても妻は冷たいし。今は次の相手を探しています。でもなかなか見つかりません、どうしてでしょうね?」

それは、不倫相手を物色しようという下心が見えているからでしょう。

そのつもりがない時にこそ、降って湧いてくるのが不倫なのです。

(4)離婚したのに捨てられました

20代の女性です。既婚中に独身の男性と不倫関係になり、夫よりも不倫相手のほうが良くなって、離婚したそうです。

「離婚したら喜んでくれると思っていました。ところが、離婚を報告した次の日から連絡がほとんど取れなくなって……。

最後は“キミと結婚したいわけじゃない”とか言われて。私、本当バカですよね」

「離婚した途端に相手が不倫から降りてしまう」というのは、実はよくある話なのです。

(5)両方離婚からの再婚

こちらは30代の男女。以前はお互い既婚者で、ふたりはW不倫をしていました。

結果的に双方離婚をし、再婚する道を選んだそうです。

女性のほうにお話を聞きました。

「慰謝料や後始末は大変でしたが、今は好きな人と一緒にいられるし、相手も私を大切にしてくれます。前の結婚より幸せです。

ただ、両親には理解してもらうことができず……。親戚関係には、本当のことは言っていません。両親が“恥ずかしくて話せない”と」。

結婚は本人同士のものだけではありません。両親が祝福できない結婚の場合、両親との関係が壊れてしまうこともあり得ます。親に不倫を知られたくないという人が多いですが、離婚の時に、事情が親にバレてしまうことがほとんどでしょう。

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(6)子供を堕ろして再出発……

20代、独身女性のケースです。

「既婚男性と付き合って、私が妊娠しました。正直、子供ができたら、奥さんと離婚して私と結婚してくれるんじゃないかと思っていたんですが……。甘かったです。

妊娠を報告したその日に、別れようと言われ……。“子供だけでも”と思っても、“認知もしない、堕ろせ”の一点張り。

さらに相手の妻からは慰謝料請求をされ、散々です」

(7)婚期を逃しました

ちょっと年齢層を上げて、40代女性のケースを見てみましょう。

彼女は、20代の頃から職場の上司や同僚などと不倫を繰り返してきたそうです。

「好きになった人に、不思議といつも妻がいるという感じでした。独身男性を好きになれたことは、なかったかな……。物足りない感じがして。

実際、ちょっと誘うと応じる男が多かったのも事実です。だから、結婚は、したくなったらすればいいやと思っていました。したくなったらいつでもできると思っていましたし」

でも、40歳目前というところで不倫相手とお別れし、その後は相手が途切れているそうです。

「不倫をやめて、そろそろ結婚に向けて動きだそうと思ってたんです。その時は不倫相手と別に、付き合っている人もいたし。

でも、その彼ともダメになって。私と結婚を考えてくれる、まともな人はぜんぜんいませんね。婚活サイトに登録しても、遊び相手を探している人からしか声がかからないし。婚期を逃してしまったと、気付いたときには遅かった……って感じです」

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3:不倫してた時にはわからなかったことって何ですか?

(1)そんな魅力的な相手じゃなかった

不倫をしていた時は、とってもステキな相手だと信じていたのだけれど、不倫をやめてみたら相手のことを冷静に見られるようになるケースが多いでしょう。

すると、「なんであんなに好きだったんだろう……」と感じることがほとんどです。

(2)相手が良いのではなくスリルが良いだけ

(1)のような、「別れてみたらそれほどの相手じゃなかった……」ということは、なぜ起こるのでしょうか?

それは、そもそものスタート地点で、「相手が素敵な人だから」ではなく「既婚者との恋(あるいは自分が既婚なら、パートナー以外との恋)がスリリングだから」という齟齬が起きているためです。

いずれにしても、心がドキドキすることに変わりはないので、そのドキドキの理由を、勘違いしてしまっているのですね。

(3)客観的に見ると幸せとは言えない

不倫の恋は、相手に会えたときに「天にも昇る心地!」になることがよくあります。

会えないときは、会えない、会えない……と悶々とし、会えるときには、その反動で、幸せ感に溢れるのです。

しかし、不倫が終わって客観的になってみると……。筆者のクライアントさん(32歳女性)も、

「冷静に考えてみたら、1週間のうち、3~4時間の幸せっておかしいですよね。普通、恋人がいるリア充期なら、1週間のうち1週間幸せじゃないとダメですよね。よく考えると、不倫なんて何も幸せじゃなかったですね」

とおっしゃっていました。

(4)「気楽=結局真剣じゃない」ということだった

「不倫は、結婚のことを考えなくて良いから気楽!」「自由さが良い」と言う人もいます。

しかし、不倫が終わったときに、その気楽さについて考えてみると……。気楽だということは結局、相手のことが大切なわけじゃない、その場限りの快楽の追求に過ぎない、と気付くかもしれません。

(5)たくさんの人を不幸にする行為だった

ここまで見てきたように、不倫の先に完全な幸せが待っていることはまずありません。

「不倫相手の女の子も、妻のことも傷つけた」「子供と離ればなれになった」「親からの信頼を失った……」

不倫を終わらせてから、たくさんの人を傷つけたことに気付くことは多いようです。

不倫が親に知れ、「悲しませたり苦しませたことで後悔が大きくなった」という人も少なくはありません。

(6)私、すごくすり減ってた……

不倫は、パートナーや周囲にバレてはいけない、会えない日が多い、連絡もしにくい、思い切って打ち明けた友達から批判されるなど、精神的ダメージが大きなもの。

また、不倫関係が終わるときには、トラブルはつきものです。きれいに別れられるほうが稀。「別れるなら会社にばらす!と脅された」「相手の奥さんから慰謝料を請求された」「会社に不倫がバレて左遷された、クビになった」等々、様々なことが起こります。

不倫なんてしなければよかったと、別れてから気付く人がたくさんいるのです。

(7)堂々とできる関係って楽しい

不倫の関係から抜け出してから、新しく独身者同士のお付き合いを始めたり、あるいは自分の妻や夫とデートができるようになった人は、「堂々とできる関係って楽しいんだな」と気付きます。

不倫関係のうちは人目をしのび、デートの場所も限られます。また、クリスマスやお正月など、相手が家族と過ごすイベントの時は会えず……。

堂々としたお付き合いなら、大好きな人と、いつでも一緒にいられます。

その楽しさに、「私なんてバカなことに時間を使ったんだろう……」と不倫を後悔する人も多数います。

 

4:不倫はデメリットいっぱい

占い師、恋愛心理カウンセラーの筆者は、数多くの不倫のご相談をいただく立場です。

しかし、不倫から良い結果が導き出されることはほとんどないのが現実。

「不倫はデメリットが多い行為」だということを念頭に置き、冷静に自分の進むべき道を取捨選択できると良いですね!