掲載
眠い時の11の対処法!仕事中どうしても眠い時みんなどうしてる?
相川葵A.Aikawa
目次
隠す1:授業中眠い時の対処法…どうしてた?
思い出してみてください。一所懸命、毎日学校へ通ったあの頃を。
授業中……心地いい先生の声に眠気をもよおして……なんて誰もが経験したことがありますよね。
あの頃は、どう対処していましたか? ほっぺの内側をかじったり、手の甲をつねったりしていませんでしたか?
大人になっても、「寝てはいけない時に眠い!」というシチュエーションは容赦なく訪れます。そんな時はどう対処したらいいのでしょうか?
2:仕事中眠い時目を覚ます方法…みんなの行動5つ
(1)何か飲食する
最も多いのがこれ。食べたり、飲んだりすることで眠気を覚ます方法です。
職場の机の中に、何かちょっとした食べ物を潜ませている人はたくさんいるでしょう。あめやチョコのほか、グミも噛むことで眠気覚ましに効果がありそうですね。
もちろん、ガムを噛むこともこの中に含まれます。ミント系のガムを愛用している方は男女ともに多いはず!
(2)体を動かす
ちょっと席を立って、体を動かすだけでも眠気が覚めることがあります。
眠くなったら、ストレッチをしたり、席を立ってトイレへ行く……という人も多いでしょう。
実際、席に座ったまま伸びをしたり、足首の運動をしたりするだけでも、寝ようとしていた体が目覚めることがありますよね。
(3)「スースーするやつ」を塗る
例えばリップクリームや、筋肉痛に効くようなスースーする薬などを、体に塗る!という対処法をしている人もいます。
中には、これらをまぶたに塗ってしまう人もいるようなのですが、くれぐれも目に入らないように注意して。
また、スースーするお薬は、本当はまぶたに塗ってはいけないことも多いはず……! 推奨はできません。
(4)こっそり寝る
これができるのは、お仕事の職種にもよるとは思いますが、会議室や営業車、中にはトイレなどで、こっそり(軽く)寝るというツワモノもいます。
それで頭がスッキリするなら悪くないとは思いますが、やりすぎないように、ちゃんと自己規制をしたいですね。
(5)ツボを押す
物理的な刺激によって目を覚ますなら、壁に頭をぶつけるという人もいますが、それよりもツボ押しが効果的でおすすめです。
ツボを押すと、脳に刺激が直接届き、目覚ましにつながると言われています。実際、眠気覚ましのツボを心得て、毎日押しているという人も多いはず!
では、次の章で“眠気解消に役立つツボ”をいくつかご紹介してまいりましょう。
3:どうしても眠い時のツボ3つ
(1)百会(ひゃくえ)
百会は、脳天にあるツボです。頭の中央、少しくぼんでいるように感じる場所で、ここ以外の場所を押したのとは明らかに違う刺激がありますので、すぐにわかります。
結構な痛みを感じる人も多い場所なので、あまり激しく押さず、ゆっくりと力を入れてみてくださいね。
(2)合谷(ごうこく)
ここも、ツボ押しの定番とでも言うべきメジャーなツボです。
手のひらで、人差し指と親指の付け根の間に存在しています。
ちょうど骨と骨の間の部分にあたるので、触ると柔らかく、ペコっと凹んだ感じがするのが特徴。
ぐっと押し込むと、こちらも意外な痛みを伴います。
(3)労宮(ろうきゅう)
合谷とは違い、手のひらのど真ん中にあたります。
手をグーにしてみてください。中指と薬指の指先が、手のひらにあたる場所が労宮です。
合谷よりも痛みが少なく、押すと“気持ちいい”と感じる人がたくさんいます。
ツメが食い込まないように注意しながら押しましょう。
4:眠い時に目が覚める飲み物3つ
(1)コーヒー
コーヒーは定番の目覚ましドリンクです。特にカフェインに反応して眠くなくなる人には、コーヒーは最適と言えます。
ただ有糖のコーヒーをたくさん飲みすぎると、カロリーや糖分の取り過ぎが心配になりますので、ほどほどに……。
(2)ハーブティー
コーヒーは苦手、カフェインもあまり摂りたくない……という場合は、ハーブティーを試してみましょう。
ミントティーやレモングラス、ローズマリー茶といったものは、香りで疲れを癒してくれたり、神経を刺激して眠気を覚ます効果があります。
刺激的な味のハイビスカスティーも眠気覚ましにはおすすめです。
ハーブティーでは、カモミールティーなども定番ですが、こちらは眠る前に飲むのがおすすめのもの。種類によって効能も変わってきますので、眠気覚ましには上記のいずれかから選んでみてください。
(3)炭酸水
カロリーも気になるし、エナジードリンクにも頼りたくない……という場合は、炭酸水を試してみてはいかがでしょうか?
炭酸水は、ピリっとした刺激があることや、体内に二酸化炭素を取り込むことで血中の酸素濃度を上げるとも言われており、眠気覚ましの効果があります。
無糖の炭酸水ならカロリーを気にせず飲めるのもいいですね。
カフェインで眠気は覚めないよ……という体質の人にもおすすめです。
5:眠い時のスピリチュアルな意味とは?
(1)チャージするべき時
最も多いのが、「チャージすべき時に眠くなる」というパターンです。
つまり疲れているということなのですが、その疲れが肉体的なものだけではなく、精神的なものかもしれない、ということも視野に入れておきましょう。
精神的な疲れから眠くなるときは、もちろん眠ることも大切。ですが、精神的な疲れを癒やせるように生活を見直すことも重要です。
例えばストレスを感じるものから離れることです。また、きちんとストレス解消行動をできていないようなら、遊びに行ったり友人に会ったりして、ストレスを解消するといったことも大切でしょう。
(2)エネルギーの転換期
あなたの中で、エネルギーの転換期が訪れているのかもしれません。
例えば、今まで一所懸命にやっていたことが終わったり、行き詰まりを感じてもう別のことで頑張りたい……というような時は、エネルギーが変化している時です。
それまでに大きなエネルギーを使ってしまったので、あなたの中のエネルギータンクが空っぽに近くなっている、というケースもあるでしょう。
いずれにしても、眠ったり栄養を摂ったりすることで、失ったエネルギーをきちんと補完し、次に自分がどこへ向かうのかを考えてみるといいですね。
(3)執着のしすぎ……
ある特定のこと、それも執着すべきではないことに執着しすぎていて、眠くなってしまうこともあります。
ストーカーなどがいい例です。執着しても執着しても報いが得られないものに対して、執着がやめられない状態では、精神が執着の対象にひきずられていってしまうのです。
結果、精神疲労が起きて眠くなるわけですが、悪いケースだと『源氏物語』に出てくる六条御息所のように、眠っている間に生き霊を飛ばして、相手に願いを届けたり、呪ったりすることも。
心当たりがあるなら、早いところ対象をあきらめる努力をした方がいいかもしれません。
6:眠い時は寝る!のメリット
(1)効率がアップする
例えば、仕事中に眠くなった時は、食事の後の昼休み時間を利用して、15~20分ほど寝ることは悪いことではありません。
頑張って起き続け、なんとか活動を続けているよりも、思い切って眠ってしまった方がスッキリする……と、多くの人が経験したことがあるのでは。
そもそも人間の体は、昼食の後などは眠くなるようにできているもの。
頑張って起きて作業をしても効率が良くないため、時間対効果を上げるには寝てしまうのが手っ取り早いのです。
(2)美しくなれる
休日、どうしようもなく眠いけど、寝過ぎは良くないから、なんとか起きて活動する……。
あなたは、そんな頑張り方をしていませんか?
もちろん規則正しい生活をしたり、頑張ったりすることは悪くないでしょう。
しかし、それでは「眠りが必要だ!」という心と体の声を完全に無視してしまうことにもつながります。
すると、休日以外で頑張らなくてはならない時にも、疲労を持ち越してしまい、笑顔を見せることができなかったり頑張れなかったり……ということにもなりかねません。
眠いのに、寝不足で休日を過ごし、また次の平日に眠さをごまかしながら働くよりも、眠い時は寝た方が、“平日に笑顔で輝ける”というメリットがあります。
つまり、大人になったら「寝る子は美人!」なのですね。
(3)エネルギーチャージできる
さきほど、「眠い時はエネルギーが不足している時である」とお伝えしましたが、つまり眠ることでエネルギーをチャージすることができるのです。
効率がアップするのも、美しさが増すのも、ようはエネルギーが満ちているから起こることであると言えます。
「眠い!」という身体的な訴えは、「チャージしたい!」という訴えでもあります。
女性の場合は、よく生理前や生理中に眠気を訴える人がいるのですが、これも同様。体が、エネルギーチャージを訴えていると言えます。
「必要な時は眠る」を心がけることで、失ったエネルギーを取り戻し、起きている時の活動効率を上げて、より良い生活を楽しめるようになるでしょう!
7:眠気対処法をコントロールして効率よい生活を!
効率よく仕事やプライベートを回すには、眠気に上手に対処して、自分をコントロールすることが必要です。
もちろん眠気覚ましの方法を覚えておくことも大切。ですが、眠い時には眠るということも重要であることが、おわかりいただけたでしょうか?
特に、眠らないことを自慢にしている人や、眠いけど頑張っているということにステータスを感じる人もいるようですが、これは危険。
眠るべき時は眠ったほうが、自分に必要なエネルギーをチャージし、チャージしたエネルギーを正確な判断力のもとに、適切に振り分けていくことができる。すなわち、自分自身の眠気をコントロールし、効率よい生活を送ることが、人生の質を高めるということですね。
眠い時は、眠気を覚ませばいいというものではありません。
眠い時に「寝るのか、眠気を覚ますのか」どちらが自分にとって得なのか、一度考えてみるといいかもしれませんね。