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気力がないときに!回復する方法と気力を出す方法16個
並木まきM.Namiki
1:気力がない!どうすればいい?
何をどうしても「気力が出ない……」というときってありますよね。
仕事に恋愛に対人関係に……と、“やりたいこと”はあるのに、なかなか体が動かない……ってとき、誰にでもありますよね~。
さて、ならばどうする!?
(1)気力がないとき、どうしてる?
気力がないとき、みなさんはどうしていますか?
筆者が周囲の20~40代の男女に、気力がないときの対処法を尋ねてみたところ、「むりやり気合を入れる系」と「割り切ってダラダラする系」に二分される傾向がみられました。
目の前にある“やらなければいけないこと”のレベルによっても、対応策って変わってくるかもしれません。
でも、ダラダラしちゃうと、そのツケは後から回ってくる!
なので、できるだけ早期に気力を回復させたほうが、いろんな意味で得策なのは言うまでもありません。
(2)「気力」ってどんな意味?気力を英語でいうと?
ところで「気力」という言葉には、国語の辞書的には次の意味があります。
気力
何かを行おうとする精神力。気持ちの張り。「気力が充実している」「気力に乏しい」
(出典:デジタル大辞泉/小学館)
また、「気力」を英語で言う場合には「元気」や「精力」などの意味をもつ「energy」や、「生命力」や「活力」という意味のある「vitality」が近いニュアンス。
「気力がない」という場合には、「do not have the energy to do」、「be spiritless」といった言い方をします。
2:気力回復する方法~気力が出ないときはこれ!
さて、ここからは実用的なお話に移っていきましょう。
筆者が周囲にインタビューした結果も交えながら、気力を回復する方法を8選ご紹介します。
(1)とことん寝る
「まずはとことん寝て、体力を回復させます。
そうすると、自然と気力が戻ってくることも多い気がします。
体力が落ちていると、何をするのも億劫ですからね」(44歳男性/IT)
気力を取り戻すには、まずは体力から!
確かに、カラダのエネルギーがチャージできると、心も元気になりやすいですよね~。
(2)エナジードリンクを飲む
「エナジードリンクをコンビニで買って飲みます。
大事な商談前なのに元気が出ないときなんかは、マストですね」(40歳男性/保険)
エナジードリンクなどでカフェインを摂ると、ぐんぐんやる気がみなぎるような気がする人も結構いらっしゃるのでは!?
気分的にも「元気になれる」気がするドリンクですよね~。
(3)ニンニク注射をする
「気力を出したい前日には、ニンニク注射を打ちにいきます。
もう何年もこの方法で乗り切っています」(38歳女性/経営)
美容クリニック系の注射で乗り切る!という声は、筆者周辺で比較的多いです。
(4)まずは好きなことから始める
「やりたくないことは後回しにて、好きなことから始めてみます。
そうすると、だんだんと波に乗ってくることが多いです」(37歳男性/税理士)
まずは、比較的簡単にできることからスタートして、徐々にテンションを上げていく方法は、簡単にできる気力回復法のひとつです。
(5)好きな人(恋人)に会う
「好きな人に会って、元気をもらうようにしています。
今の彼はすごく優しい人で“元気が出なーい”って連絡すると、美味しいものを食べに連れて行ってくれるんです♡」(30歳女性/デザイナー)
彼氏や片思い中の相手などに会うと、自然と気力も蘇ってくる!?
恋のチカラって、やっぱりすごい!
(6)ペットと遊ぶ
「ペットと遊んで、自分を癒します。
可愛い顔を見ているうちに、“よーし、頑張ろう”と思えるから、不思議です」(32歳女性/ライター)
「最愛のペットに癒してもらう」という声も、筆者周辺でよく耳にする気力回復方法であります。
(7)バカンスに行く
「思い切って、バカンスに出ます!
近場だと、沖縄。
海外だとバリとかプーケットとか行っちゃいます。
綺麗な景色に癒されているうちに、自然とヤル気が取り戻せることも多いです」(40歳女性/経営)
バカンスなどで環境を変えると、自然と気分の切り替えができます。
ちょっと行動力がいる回復法ながら、効果は絶大!と感じている人も少なくない方法です。
(8)パーっと買い物する
「買い物でパーっとお金を使うに限ります。
“ヤバイ、働かなくちゃ!”な危機感も出てくるし、買い物しまくると、不思議と心がスーッとするから、ついつい……」(31歳女性/小売)
まずは自分なりのストレス発散法を試してみると、元気が蘇ってくることも多いですよね~。
3:気力を出す方法
続いては、「気力を回復させる」のではなく「気力を出す」方法のお話です。
「気力って、どうしたら湧いてくるの?」と思っている人にイチオシな方法を、元市議として現職時代は“気力勝負”だった筆者が8選、ご紹介してまいります。
(1)意識が高い人と話す
意識が高い人と積極的に話をすると、いい刺激を得られ、自身の気力に繋がるケースも多いです。
「私もあの人みたいになりたいなー」という憧れが、やる気につながるケースって、結構あります。
反対に、意識が低い人とばかり話していると「このままでも、いっか」となりやすい。どんな人と一緒にいるのかって、意外と大事だったりもします。
(2)成功者の講演に行く
成功者の講演を聴くことで「うわー。すごすぎる! 自分も頑張らなくちゃ!」と奮起する人も。
興味が湧く成功体験を聴くほど、自分が知らない世界や、まだ見ぬ自らの可能性に賭けたくなり、結果として気力がグングン湧いてきた!という展開にもなりやすいのです。
「気力がないときに講演なんて、わざわざ遠くまで聴きに行けない」と感じていても、調べてみると、お住いの自治体で有益な講演をしているケースも意外と多いと思います。
(3)人生の目標を立てる
自分なりに“人生の目標”を立ててみると「そうなるためには、どうしたらいいのか?」「何をすべきなのか?」を考えられるようになり、これが気力へと結びついていくパターンも少なくありません。
漠然と毎日を過ごすよりも、明確な目標があったほうが「よーし、夢に向かって前進するぞー!」となりやすいのです。
(4)“守るもの”をつくる
妻や夫、子供やペットなど“守るべきもの”があると、自然とヤル気につながっていく人も少なくありません。
頑張った先に大事な存在からの笑顔や感謝が待っていると思うと、多少キツくても「頑張ろう!」と思うことができます。
大事な誰かの存在は、ときに何よりもの起爆剤になってくれます。
(5)ライバルをつくる
自分の中で「あの人には負けたくない……っ!」と、いい意味で思える“ライバル”ができると、自然と気力が湧いてくるケースも多いです。
お互いに切磋琢磨できるような“同志”がいると、自分を成長させられるキッカケにもできます。
ただし、ライバル視しすぎて相手を蹴落そうなどと、ネガティブなことを考え始めると、途端にマイナスな作用が働きやすいので、ご注意ください。
(6)目標を実現したときのご褒美をつくる
何かゴールがある事柄に対して「気力が湧かない……」というシチュエーションでは、やりきったときの“ご褒美”を設定すると、みるみる気力が湧いてくる人も少なくないです。
「やりきれば、嬉しい“アレ”が待ってる!」と、自ら目の前にニンジンをぶら下げてみるのって、思っている以上に効果的な方法かもしれません。
ご褒美は「ずっとしたかったこと」や「ずっと欲しかったもの」から選ぶと、ヤル気UPの引き金にしやすいです。
(7)自分の危機感を煽る
逆に「私ってば、このままじゃマズイでしょ……」と自分の危機感を自ら煽っていく方法も、“お尻を叩かれないと動かない”を自認している人ほど、有効な方法になります。
「ずっと今みたいにダラダラしていたら、あとで痛い目を見そう」「アリとキリギリスの話みたいになったら、ぶっちゃけヤバいよね……」と、あえて自分で危機感や不安感を強めてみると「よし、やらなきゃ!」と気力が出てくるキッカケとなる場合も。
(8)誘惑を断ち切る
何かしらの誘惑があると、そっちにばかり意識が向いてしまって、なかなか“本来やるべきこと”に意識を向けられなくなるのも「あるある」です。
ですので、強い心をもって、あらゆる誘惑を断ち切る心がけによって、気力を出す環境を整えるのも有効な方法です。
“やるべきこと”に集中する環境づくりって、言うは易く行うは難し。
強い意志がないとできないことも多いので、心を鬼にしてしまいましょう~。
4:「気力」って体力と同じくらい大事!
恋愛でも仕事でも対人関係でも勉強でも、“気力”って“体力”と同じくらい大事!と言えましょう。
何事に対しても、“気力”がなければ「ま、いっか」「めんどうくさい」「ヤル気にならない」などのネガティブな感情のほうが強くなってしまいがちです。
よって、すべての“行動”は気力に左右されちゃう面も否めません。日ごろからの“体力づくり”と同じくらい、“気力づくり”にも意識を向けていくと、自分で思っている以上に、人生が楽しいものに感じるかも……♡
みなさんもぜひ、自分の“気力”を上手にコントロールしてみてください。