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不倫に疲れた…好きだけど別れるには?既婚者男と別れを決意したワケと不倫男の本音

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:既婚者との不倫…なぜ疲れるのか?

付き合っている相手が既婚者の場合、奥さんの目を盗んで会わなければいけません。罪悪感はあるものの、それが良いスパイスとなって禁断の恋を盛り上げていきます。

しかし、やはり自分の思い通りはいきませんよね。会う時間は制限されるし、待たされることも多い。それが次第にフラストレーションとなり、心身ともに疲弊していくことも少なくないでしょう。

次第に、安泰を求めるようにシフトしていくもの。そして、不倫相手との関係の解消を考えるようになるわけですね。

 

2:好きだけど別れる?既婚者男と別れを決意できたワケ5つ

好きだけど別れる……なんていうのは、よっぽどの決意がなければできないこと。いったいどんな衝動が女性たちを突き動かしたのか。理由を聞いてみました。

(1)好きな人ができて

「不倫相手の彼と、なかなか会えない日々が続いていたときでした。会社の飲み会で、普段はあまり話さない、後輩の男性社員と隣になったんですね。意外にも話が盛り上がり、“今度、休日に食事に行きませんか?”と誘われました。

そこから急に、彼のことを意識するようになり、しばらくして本気で付き合いたいと思うようになりました。そうなったとき、キレイな体でありたい……って思ったんですよね。不倫している身で彼に向き合うのは申し訳ない……。

それで、不倫相手との別れを決断しました」(Cさん・29歳女性

(2)男がほかの女に手を出し始め…

「彼と一緒にいるとき、やけに携帯をいじるな……と感じるようになりました。奥さんとのやり取りだと思っていたので仕方ないと黙認してたんです。ところが、それがほかの女だということが判明。そのときは怒ったし、負けたくないと思いました。

しばらくは彼にしつこくしてたんですが、たとえ、その女よりも愛されたとしも、奥さんがいるわけです。そしてまた別の女が現れるかもしれない。そう考えたら自分のしてることがバカバカしくなり、身を引きました」(Mさん・28歳女性

(3)距離の問題

「同じ職場の上司と不倫をしていました。1年ぐらい続いたときでした。その上司の転勤が決まったんです。会えない距離ではなかったので、関係は続けていくつもりでした。

でも、実際離れてみると、やっぱり会う頻度は減りました。それに以前は感じていた、会社の人たちにバレるかもしれない……というスリルもなくなってしまった。そうするとだんだん気持ちが離れ、自然消滅に近いかたちで終わりました」(Fさん・31歳女性)

(4)奥さんに子どもが…

「彼と一緒にいるときでした。“妻が妊娠した”と告げられました。彼は、妻の監視も薄れるし、これからはもっと会えるんじゃないか……という短絡的な考えでした。ただ私は、ちょっとショックでした。今まで、奥さんに対する罪悪感があったわけですが、今度はその子どもに対する罪悪感まで抱えなくてはいけなくなるわけですから……。

しばらく関係は続けたんですけど、やっぱり耐えられないと申し出て、関係を解消しました」(Tさん・29歳女性)

(5)白髪を見つけて…

「私は、あまり結婚とかには興味がなかったんです。自分で言うのもなんですが、見た目はいいほうで、けっこう寄ってくる男も多かったので、焦る気持ちなんて一切ありませんでした。

ところが、あるとき自分の髪に、白いものがあるのを見つけました。そこで急に老いを感じるように。そのときつきあっていた彼は既婚者でしたが、もし別れたら、彼には家庭があるけど、私には何もない……。年を取れば男も寄ってこなくなる……と思い、別れようと思いました。ただ今、真剣に婚活してます」(Iさん・35歳女性)

 

3:好きだから会わない、好きだけど別れるはウソ?不倫を清算したがる既婚者の本音5つ

女性が不倫に疲れて別れを考える一方で、既婚者男性たちはどんなきっかけで不倫関係を清算しようと思うのでしょうか。また、別れずに不倫を維持したいと考える理由にも迫りました。

(1)迷惑はかけたくない

「一時期、妻にかなり不倫を疑われていました。“今日は遅くなるの?”“どこに行ってたの?”など、執拗に聞かれるようになり、これ以上関係を続けては危ないと思いました。不倫相手の彼女とは職場が同じなので、もし会社にバレてしまうと、異動や退職などのリスクも……。家庭を壊すつもりはなかったし、相手にも迷惑をかけたくなかったので、“もうふたりでは会えない”と伝えました」(Rさん・40歳男性)

(2)危ない橋を渡るつもりはない

「以前、不倫をしていたときのこと。付き合っているうちに、相手の彼女の気持ちが強くなっていくのに気づきました。

そのうち、“奥さんと別れてほしい”とまで言うように。でも、こっちは別れる気はありませんでした。最初から危ない橋を渡るつもりもなかったですしね。これ以上関係を続けるのは危険だと思い、バッサリ切りました。それがお互いのためでもあるので仕方ないですよね」(Dさん・41歳男性)

(3)本当に好きだから

「僕は妻も愛していますが、不倫相手の彼女のことも大好きです。ただ子供もいるし、家庭を壊すつもりはないので、割り切ってつきあっています。

でも一度、彼女のほうから“別れたい”と言われたけど、本気で拒みました。だって、大好きなんですから。なんとか思い止まらせましたよ。僕としてはこのまま良好な関係を続けられたら……というのが本音だけど、まあ相手のあることですし、そうもいかないですよね」(Gさん・38歳男性)

(4)体が目当て

「妻が年上で、もう50歳近いんです。だから、裸を見てももう興奮もしないし、完全にセックスレスです。不倫相手はというと、まだ20代。体もキレイでピチピチ。会えば毎回エッチしています。正直、体目当てであることは間違いありません。

それほど彼女に思い入れがあるわけではなく、若ければほかの女性でもいいくらい。でも、そう簡単に見つかるはずないですから。今は手放したくない」(Iさん・40歳男性)

(5)最初は誰でも良かった

「妻と連れ添って10年以上経ち、あまりうまくいっているとは言えない状態でした。そんなときに、今つきあっている彼女と出会いました。会った初日にホテルへ。最初は、ラッキーぐらいにしか思っていませんでした。

ただ、彼女を知るほどに、どんどん興味が湧いて好きになっていきました。今は、別れるなんて考えたくもないですね」(Kさん・39歳男性)

 

4:待つのに疲れた?既婚男性に冷める瞬間5つ

不倫男にありがちなのは「妻とは別れる」と言っておきながら、一向に事態が動く気配がないこと。別れるのか別れないのか……。決断を先延ばしにしてくる彼に対して、不満が募り、心身ともに疲れを感じることもあるでしょう。そんな、既婚男性に冷める瞬間について、女性たちに話を聞いてみました。

(1)お金にセコい

「彼と付き合い始めたころ、会えば必ずホテルに行っていました。ところが、お金があまりない……と言うので、私の家で会うようになりました。

いつも食事をしてから家に行ってたんですが、それも次第になくなってきました。あるとき、彼がスーパーで安くなっているお惣菜を買ってきて、それを嬉しそうに渡してきたのを見て、完全に冷めました」(Eさん・30歳女性)

(2)奥さんに怯えきっている

「彼のワイルドな見た目や言動がタイプだったので、既婚者でしたが付き合い始めたんです。でも、だんだん本当の性格がわかってきて、冷めていきました。とにかく、奥さんに頭が上がらないみたい。ふたりで会ってても、絶対に時間通りに帰っていく。あるとき、ホテルで彼がちょっと寝てしまったんです。起きたら、予定の時間を過ぎていた。

彼は飛び起きて、私を残して帰っていきました。さすがにそれはないわ……と思いましたね」(Hさん・33歳女性)

(3)アイドルを見て「かわいい」と

「不倫相手の彼は、私よりも20歳上。すごく大人で、落ち着いているところに惹かれて付き合い始めました。その彼と、あるときテレビを見てたんですね。若いアイドルグループの子たちが出ていました。それを見て彼が、“かわいい……”とボソッと呟いたんです。キモっ……と鳥肌が立ってしまいました。どうやら彼は、ただのロリコンだったようです」(Nさん・25歳女性

(4)要求が過激になってきて

「彼と会うときは、ちょっといいレストランで食事をしてからホテルに行くのが定番のコースでした。そこでエッチをするわけですけど、だんだんとプレイ内容がアブノーマルになっていったんです。アダルトグッズなんかを持参し、嬉しそうに使うようになっていきました。

そしてあるとき、彼が言ったんです。“お尻に入れていい?”って。“それは無理!”と拒絶しました。ただ性的な実験台にされていただけのようで、気持ちが冷めました」(Jさん・29歳女性

(5)マナーが悪すぎる

「年の割に見た目が若くて、カッコ良かったので付き合い始めたのですが、普段のマナーが悪すぎて……。道に唾は吐くわ、鼻はほじるわ……。

ご飯を食べようとお店に入ると、店員さんに対する態度もひどい。接客がなってないだの、出てくるのが遅いだの、いちゃもんのような文句ばかり。一度、文句を言ってタダにしてもらったことがあり、しめしめと笑っているのを見て、冷めました。彼の奥さんに同情しました」(Mさん・30歳女性

 

5:男性が浮気相手ともう会わない…と決心するとき

不倫において、男性は曖昧な態度を取ることが多いでしょう。自分から「別れよう」と切り出すのは、よっぽどのときです。

奥さんにバレそうになったとき、子どもが生まれることになったとき、金銭的に苦しくなったときなどが、その大きなきっかけになり得ますが、それでも続けようとする男もいます。

だから女性も、男性のリズムに合わせてしまうと、ズルズルと関係が続いていくことになります。ここはもう「男は決心しないもの」と思うしかないかもしれません。

会うか会わないか、関係を続けるか続けないかは、自分の決断にかかっているのです。

 

6:決断は早いほうが…

不倫という関係には、いずれ終わりが来ます。たいていの場合、待っているのは悲しい結末です。

最初のうちは楽しいかもしれませんが、状況は次第に込み入ったものになっていきます。ならば、楽しいうちに終わらせるのがいちばん。決断は早いに越したことはないでしょう。