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パーマ失敗しやすいのはなぜ?パーマの失敗エピソードとメンズの失敗パーマ

松田優

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:パーマ失敗画像を見ると悲惨な気持ちに…

パーマをかけていざイメチェン!とパーマヘアの画像を検索していると、失敗画像を見つけてしまい、あまりの酷さにショックを受けた人という人は少なくないもの……。

「髪がチリチリになった」「おばさんみたい」「イメージと違う」という声もよく聞かれますが、一方で、パーマが失敗してしまう理由や失敗例を把握しておけば、自分のときは避けることができるかもしれませんよ。

憧れのパーマヘアを成功に導くため、パーマの失敗例に目を向けてみましょう。

2:どうしてパーマは失敗しやすいの?理由を美容師に聞いてみた

パーマによる失敗談は多く見られますが、そもそもどうしてパーマは失敗しやすいのでしょうか。パーマを得意としている、神奈川県川崎市の溝の口にある人気サロン「Neolive Calme 溝の口駅前店」のディレクター、多田奈津紀さんに、パーマが失敗する理由を聞いてみました。

(1) 髪のダメージが強かったから

ダメージが進行している髪の毛にパーマをかけると、思いどおりに仕上がらないことがあるそうです。

自分でカラーをしている人や蓄積されたダメージが多い人は、見た目以上に髪に負担がかかっているので、キレイにパーマがかからないことがあるそう。また、自分が思っているよりも髪の毛がダメージを受けていることも。

(2)ブリーチなど脱色を何度もしているから

髪の毛をブリーチしている場合や、白髪染めを定期的にしている場合は、一般的なセルフカラーよりもさらにダメージが進行し、パーマがキレイにかかりにくい可能性が大きいそう。

また、ブリーチや縮毛矯正、黒染めをしてから1年以上が経過していたとしても、毛先にダメージが残っている場合もあります。

さらに、根元だけの白髪染めをセルフでやっている人も注意! 毛先に薬剤が付着した際に、見えないダメージが蓄積されていることもあり、パーマによるダメージを受けやすい状態となっていることもあるそうです。

(3) パーマがかけにくい髪質だったから

髪質自体とパーマの相性が悪い場合もあります。例えば、水をはじきやすい髪の毛ではパーマがかかりづらく、さらに落ちやすいというデメリットがあります。

また、シリコンがたくさん入っているシャンプーで洗い続けてしまうと、髪の毛の表面がコーティングされてしまうので、パーマがかかりづらいことも。日ごろ使用しているシャンプーの種類による影響も考慮しましょう。

とはいえ、シリコン入りのものがすべて悪いわけではないので、水溶性のシリコンが入っているものなどを選んで、髪質の改善に努めましょう。

(4)カウンセリング不足による施術中のミス

髪質に薬剤が合っていない、時間を置きすぎた、温めすぎたなどの施術ミスは、>美容師のカウンセリング不足の可能性も考えられます。

それを避けるためにも、カウンセリングのときには、髪質の悩みや染色履歴をちゃんと伝えましょう。

自分の髪質に合ったパーマヘアにするためにも、髪ダメージなどを隠すことなく、美容師さんに素直に打ち明けるのが良いですね。

(5)イメージが美容師さんと共有できていないから

理想のパーマ像を持って施術に挑む人も多いと思いますが、肝心なイメージを美容師さんと共有できていなければ、ミスに繋がります。

また、なりたいイメージは言葉では伝わりづらいもの。可能であれば写真など具体的な仕上がりがわかるもの見せれば、イメージの共有がしやすいでしょう。

(6)理想のパーマヘアとその人の雰囲気が合っていない

美容師さんの技術に問題がなくても、「何かが違う……」と感じるのは、なりたいパーマ像が自分に合っていない可能性もあります。

美容師さんとしても、なりたいイメージを聞くときに、顔立ちや雰囲気に合わせてアドバイスするように心がけているようです。

自分に似合うパーマを見つけるためには、美容師さんの配慮だけに任せきるのではなく、理想や悩みを自ら伝えていくことも大切ですね。>

3:失敗しておばさんパーマに…パーマ失敗例のエピソード5つ

では実際にパーマの施術後に起きた失敗エピソードを見ていきましょう。悲しい気持ちになりますが、パーマによる失敗を避けるためにも、失敗例という厳しい現実に目を向けるべし!

(1)パーマのかかりすぎでおばさんパーマ風に

はじめてパーマにチャレンジしようと思っている人に多いのですが、雑誌でふと目に留まった印象的なパーマヘアをリクエストしてしまうことってありませんか。長時間の施術を経て、気が付けばクリンクリンのおばちゃんパーマに仕上がっていたそう。

パーマのかかりすぎは、残念ながらよくある失敗事例なのです。

(2)パーマをかけたら老け顔になった

老け顔に見えるのが悩みだった人が、コンプレックスを解消するためにパーマをかけたら、まさかの老け顔に拍車がかかるという悲しい事態もよくあるケース。

ゆるめのパーマだとナチュラルな印象になるはずが、より違和感が増したそう。顔立ちにあったパーマヘアを選ぶことも忘れずに!

(3)パーマヘアと顔の輪郭の相性が悪い

顔立ちだけでなく、パーマヘアと顔の輪郭との相性も重要なポイントです。面長の輪郭の場合、ふんわりパーマは老け顔に見えてしまう原因を作ることもあります。

とある例では、丸顔の方が全体的にパーマをかけたらボリュームが出てしまい、輪郭とのバランスが合わずにダサい印象になってしまったということも……。

(4)くせ毛が広がってボンバーヘアに

くせ毛に悩んでストレートパーマをかけていたけど、パーマヘアに憧れていざチャレンジ!

しかし、くせ毛がある上からパーマをかけてしまったので、元よりも酷いボンバーヘアになってしまうという悲しすぎる結果に……。

スタイリングでカバーするのも難しく、雨の日は特に広がりが抑えられなくて目もかけられない髪型になってしまったそうです。

(5)デジタルパーマで毛先がチリチリに

毎日のスタイリングが楽になるからとチャレンジしたパーマ。

しかし熱の当てすぎで、毛先がチリチリになってしまい、スタイリング剤でもまとまらないほどのダメージヘアになってしまったそう。

パーマによる毛先ダメージはよくある失敗例ですが、リペアしてくれる美容室もあるので、ひとりで悩まず、プロに相談しましょう。

4:パーマ失敗…パーマが似合っていないメンズの特徴3つ

自分では「理想のパーマヘアになった!」と思っていても、他の人からは「あの人のパーマ、完全に失敗だよね」と冷ややかな目で見られることもあります。

女性ウケを気にする男性必見!パーマが似合っていないメンズの特徴をご紹介します。

(1)クルクルしすぎたパーマ

ハイセンスなおしゃれ感が演出できるカール強めのパーマですが、「清潔感が乏しい」「外国人だったらカッコいいけど、日本人には似合わない」とマイナスな意見も多いようです。

パーマを参考するときに、つい外国人のヘアスタイルをチェックしてしまう人は、気を付けましょう。

(2)ストレートパーマで髪の毛がぴったりしてる

くせ毛をなくすためにストレートパーマをかけている男性もいますが、これまた女性ウケは悪い様子。

「女の人みたい」「ぺったりしていて気持ち悪い」「ストレートできっちり固めてる人もいるけど、逆に清潔感がない」など、イケてない雰囲気を感じる女性も多いそうです。

(3)前髪までパーマがかかってる

パーマ慣れしていない人は、前髪にもパーマをかけてしまう人も多いですが、これも要注意!

「前髪がクルクルしてるのはダサい」「あの人、前髪にもかけちゃったね」「子どもっぽいからやめてほしい」など、女性には子どもっぽさや不慣れ感が滲み出て見えてしまうそう。パーマは顔まわりにはかけないのが、おしゃれ見せのコツです。

5:まとめ

パーマの失敗例ばかりを見ていると「パーマはやめたほうが良いんじゃないか?」と思えてしましますが、マイナスばかりに捉える必要はありません!

失敗例を見ていると、美容師さんの技術的問題だけでなく、施術する側とされる側の情報共有が足りない事例も多く見受けられます。

失敗例をもとに、「どのような雰囲気になりたいのか」を美容師さんにしっかりと伝えるように心がければ、失敗なく、自分に合ったパーマヘアをゲットできますよ!

取材協力多田奈津紀さん

神奈川県川崎市の溝の口にある人気サロン「Neolive Calme 溝の口駅前店」のディレクター。最も得意なのは、ショート~ミディアムのやわらかなパーマスタイル。またヘアについてだけでなく、スキンケアやエイジングケアなど、美容ネタも豊富と評判で、お客さんからの信頼も厚い。

 

Neolive calme(ネオリーブ カルム)

〒213-0001

神奈川県川崎市高津区溝口2-7-27 マルティビル2F