掲載
ぽっちゃりの境界線はどこ?5つの定義とぽっちゃり芸能人10選
松田優Y.Matsuda
1:ぽっちゃりの境界線…体重でいうと何kg?
「ぽっちゃり」と「デブ」。どちらもふくよかな人のことを指す言葉ですが、その境界線というのは、人によって解釈が異なるため、どこにあるのかよくわからないもの。
そこで今回『MENJOY』では、20~40代の男性418人を対象に独自のアンケートを実施。女性の平均身長である158cmを基準に、「女性の身長が158cmの場合、ぽっちゃりだと思う体重は何kgくらいだと思いますか?」という質問してみました。
その上位5つをランキング形式で発表します。
1位:56~60kg・・・147人(35.2%)
2位:61~65kg・・・121人(28.9%)
3位:51~55kg・・・78人(18.7%)
4位:50kg以下・・・14人(3.3%)
5位:71~75kg・・・13人(3.1%)
「56~60kg」と答えた人が最も多く、全体の3割強。次いで「61~65kg」と答えた人が2割となり、「56~65kg」の層が全体の6割近くを占める結果に。ざっくりとした印象ですが、身長マイナス体重が100を切ると、ぽっちゃりだと思う人が多いようです。
さらに踏み込んで、「女性の身長が158cmの場合、デブだと思う体重は何kgくらいだと思いますか?」という質問もしてみました。
その上位5つをランキング形式で発表します。
1位:66~70kg・・・117人(28.0%)
2位:61~65kg・・・108人(25.8%)
3位:71~75kg・・・89人(21.3%)
4位:56~60kg・・・40人(9.6%)
5位:80kg以上・・・30人(7.2%)
どちらの質問でも「61~65kg」と答えた人が多くいることから、「ぽっちゃり」の境界線となる体重は。その辺りが基準になりそうです。
2:ぽっちゃりの定義5つ!デブとの違いは?
とはいえ、体型のことは、体重だけでジャッジできるものではありません。「ぽっちゃり」なのか「デブ」なのか。ふたつの違いはこんなところに表れるようです。
(1)ぽっちゃりは顔のぜい肉が少ない
頬が少しふっくらしているくらいなら「ぽっちゃり」で済みますが、他のパーツまでムチムチしているのは、完全に重量オーバー。二重顎なんてもってのほか。ぽっちゃりラインで留まっておくには、顔のパーツがはっきり見えなくてはなりません。
特にまぶた周辺にぜい肉がついていると目が細く見えてしまう、という難点も。余分なお肉のせいで顔の印象がぼやけてしまうと、「ぽっちゃり」特有の愛らしさが失われることになるのです。
(2)ぽっちゃりはくびれがある
例えば日本と海外では「ぽっちゃり」の感覚も大きく違いますが、共通していえるのがくびれを重要視しているところ。
ビッグサイズな女性を好む地域でも、特に胸やお尻が大きいことを良しとする傾向にあります。いわゆる「ボン・キュ・ボン体型」です。反対に、お腹だけがどーんと出ている樽型の体型は、ただの肥満とみなされてしまうのです。
女性らしいグラマラスな体型に近づけば近づくほど、「ぽっちゃり」な魅力もアップするといえそうです。
(3)ぽっちゃりは肌がきれい
ぽっちゃりとデブの違いは、自己管理できているかどうかがひとつのポイント。その差がいちばんはっきり表れるのが、肌のコンディションなのです。
ぽっちゃりしている人には肌がきれいな人が多いと思いませんか? 本物のお餅よりモチモチな肌には、思わず触れてみたくなるほど。
ふくよかな体型がただの不摂生によるものだとすれば、魅力につながるはずがありません。汚い肌は見た目的にNGなのはもちろん、その裏に透けて見えるだらしなさこそが減点対象なのです。
(4)ぽっちゃりはオシャレを楽しめる
見た目に気を遣っているという意味でもありますが、もうひとつ深い理由が。
流行のファッションやかわいい洋服を選ぼうとすると、ほとんどのブランドで用意されているのはLサイズまで。海外製ならXLなどもありますが、あまり選択肢が多いとはいえません。選択肢が減るということは、当然オシャレの幅も狭くなるということに。
文字どおり規格外となると、オシャレ云々よりもサイズありきになってしまうという悲劇に……。ある程度自由にオシャレを楽しめるぐらいの体型が「ぽっちゃり」といえるのです。
(5)ぽっちゃりは自分に自信を持っている
これはイメージの問題ですが、ぽっちゃりという言葉自体、どこかポジティブさを内包しているもの。いってしまえば、ぽちゃぽちゃしたフェイスラインもふわふわの二の腕も、プラスにとることができるものです。
標準よりは少し、余分にお肉がついているかもしれないけれど、それを「ぽっちゃり」としている人がいるとすれが、きっとポジティブマインドの持ち主でしょう。
3:ぽっちゃりでかわいい女性芸能人
芸能界で活躍しているぽっちゃりさんをピックアップしてみました。人によっては、それって「ぽっちゃりなの?」という人もいるかもしれませんが、ふんわりボディの魅力を活かす、お手本のような方々……ということで、かなり広義にとらえて選出してします。
(1)渡辺直美
誰もが知るぽっちゃりクイーンといえば渡辺直美さん。肉付きのいい体型を120%活かしたセルフプロデュースで、今や世界的な人気者に。ダイエット志向の強い女性すら憧れる、ぽっちゃり界のカリスマ的存在です。
(2)水卜麻美
「ぽっちゃり系女子アナ」という新たなジャンルの開拓者である、日本テレビアナウンサーの水卜麻美アナ。おいしそうに食べる頬張る姿に癒される人続出で、人気アナウンサーランキングの上位を独占し続けています。体型からも滲み出る親しみやすさが人気の秘密。
(3)橋本環奈
美少女でぽっちゃり。ある意味反比例しているはずの要素が、奇跡的なバランスで成立している橋本環奈さん。端正な顔立ちに、女性らしいふくよかボディで、二次元的理想を体現しています。コンパクトな身長も相まって、そのかわいらしさは無限大です。
(4)馬場園梓(アジアン)
お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さんといえば、ぽっちゃりファッションの先駆者といえる存在。体型を活かしたフェミニンな着こなしは、男女どちらにも高評価を受けています。メイクや髪型を含め、トータルバランスが抜群にいいぽっちゃりさんです。
(5)篠崎愛
男性から圧倒的な支持を受けるぽっちゃりボディの持ち主といえば篠崎愛さん。マシュマロ感たっぷりのビジュアルは、スレンダー好みの男性ですら、一転してぽっちゃり好きにさせてしまうほどの威力。
(6)磯山さやか
磯山さやかさんといえば、女性がなりたいぽっちゃり美人の代表格。健康的でやわらかい雰囲気が、体型とぴったりマッチしていますよね。露出の多い衣装でも爽やかさを失わないところが好感度大です。
(7)やしろ優
ぱっちり大きな目が印象的なやしろさん。ぽっちゃり体型を活かしつつ、モノマネ中には色っぽくも清楚にも変身できる芸達者な一面も。はっちゃけたキャラはSNSでも大人気です。
(8)バービー(フォーリンラブ)
決してスタイル抜群とはいえないのに、目が離せない色っぽさ。独特のファッションセンスとコンプレックスをさらけ出す潔さに、女性からの支持が急上昇しているバービーさん。どんな体型であってもカッコイイと思わせてくれる、芯の強さも魅力的です。
(9)ブルゾンちえみ
ぽっちゃりオシャレの参考にしたい人といえば、忘れてはならないのがブルゾンちえみさん。モデル並みにハイブランドを着こなすことができるセンスはさすが。「ふくよか体型はセクシー」を体現している女性です。
(10)深田恭子
キュート、セクシー、グラマラス……女性の望む要素を全て兼ね備えている深田恭子さん。この体型だからこそ、年齢を重ねても劣化しない「かわいい系ぽっちゃり」の金字塔ともいえる存在です。
4:まとめ
かわいいぽっちゃりさんを見ていると、ほっこり幸せな気持ちになってきませんか? 安心感のある体型はもちろん、明るくポジティブな姿勢に心惹かれる人も多いのではないでしょうか。
ぽっちゃりの境界線は、実は体重でも見た目でもなく、気持ちにあるのかもしれませんね。