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都会は敵?田舎の中学生男子にありがちな特徴7パターン
小野陽
今回は、これまで好評だった“中学生男子の生態について探るシリーズ”の記事でおなじみ、作家の小川康弘氏に、“田舎の中学生男子にありがちな特徴”について聞いてみました。
田舎で生まれ育った人は、懐かしい気持ちになること間違いなしですよ!
目次
隠す■1:修学旅行で「芸能人に合えるかもしれない」と期待!
「“東京に行ったら芸能人とばったり出くわすかもしれない”という思いが、修学旅行を楽しみにしている気持ちの大半を占めています。
本気で期待している場合もありますし、また、大人になったら東京に住みたい理由のひとつになっていたりします」
■2:修学旅行で“女子との○×△”も期待!
「“修学旅行でもしかしたら女子とあんなことやこんなことを……”と根拠のない期待をなぜか持っています」
■3:いやらしい話に弱い
「いやらしい話題にすぐ食いつくし、信じやすく騙されやすいです。どこどこにいやらしい本がたくさん落ちている、と聞けば、例え大事な用があろうと、また、多少の危険があろうと、そんなことは顧みずに馳せ参じます。
あと、これはちょっと違うんですが、僕の友達がある日、学校に大遅刻したんです。理由を聞くと、電車で向かいに座っていたお姉さんの下着が見えていたため、乗り換えの駅で降りずにそのお姉さんが降りるまでずっと乗っていたということでした。
その状況に置かれたら俺もそうしていた、と、誰も彼を責めませんでした。便宜上、先生には体調が悪くて病院に行っていたと伝えていましたが、むしろいつもより元気でした」
■4:「東京の女はみないやらしい」と思っている
「たいして知りもしないくせに、“東京にはいやらしい女しかいない”と思っています。根拠もないのに決めつけ、一刻も早く東京に行きたがる男子もいれば、純朴で真面目な男子はイメージの中にある東京の惨状を嘆き、傷ついています」
■5:彼女ができないのは田舎にいるせい!
「東京に行ったら俺だって彼女ができる、と環境のせいにしています」
■6:なぜか憧れのラブホがある!
「自分の住む町から一番近い繁華街やホテル街などにあるラブホテルに対して、“大人になったらあのラブホテルに行こう”などのような、ラブホテルに対しての目標があります」
■7:「髪型を変えたのは自分のせいじゃない」と主張
「髪型をいじり始める年頃ですが、最初は恥ずかしいため“起きたらなんかこの髪型になってた”や“親に無理やりやられた”と、苦しい嘘をつきます。まさに、僕がそうでした」
もともと中学生男子は妄想力が高いようですが、田舎の中学生男子はさらに強力な妄想力を持っているようですね……。
田舎出身の方はこの記事を読んで、どう思われましたか? 例えば、あなた自身じゃなくても、あなたの中学時代の同級生はどうだったか、ぜひ@men_joyまで教えてください!
【中学生男子の生態】
【参考】
※ 小川康弘・・・1977年2月13日生まれ。作家。芸人時代に文芸誌にて小説を多数発表。著書に短編小説集『かてきょ!』がある。現在、小説の他にテレビ、CM、ライブ等の構成に携わる。
構成で参加しているエレキコミック第21回発表会『有様』が2012年7月12日(木)~16日(月・祝)まで銀座博品館劇場にて開催。ツイッターは@ogawayasu。