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恥ずかしがり屋な人の特徴&心理!その性格を克服するには?
番長みるくM.Bancho
1:恥ずかしがり屋とは?
恥ずかしがり屋の正しい意味から見ていきましょう。辞書で調べてみると、
恥ずかしがり屋【はずかしがりや】
恥ずかしがる人。てれや。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
すぐに恥ずかしがる性格のことを指します。類義語は、「シャイ」や「照れ屋」「はにかみや」など。
恥ずかしがり屋な性格が、人間関係や日常のさまざまな場面でストレスをうむことも。まずは、そんな恥ずかしがり屋の特徴を具体的に見ていきましょう。
2:恥ずかしがり屋な人の特徴5つ
恥ずかしがり屋には、どんな特徴があるのでしょうか?
(1)行動が慎重
恥ずかしがり屋な人は行動が慎重です。思いつきで突発的に行動することはなく、周りの様子を観察して空気を読みます。どうすべきか迷っているうちに他人に先を越されることも。恥ずかしがり屋な人が無口でいるときは、「どう思う?」と周りが声をかけてあげるといいでしょう。
(2)大勢で集まるのが苦手
2〜3人の少数グループだといつもどおりに会話できるのに、大勢だと途端に無口になってしまうのが恥ずかしがり屋。自分に注目が集まり、意見を求められ、個人的なことを聞かれるのが特に苦手です。大人数の中だと、自分の立ち位置がわからずに困る人もいます。
(3)ひとりで行動するのが楽
大勢でいるよりも、ひとりで行動するほうが気が楽です。他人に気を遣うことなく、のんびり好きなことに集中できるのは至福の時間。休日は時間を気にせずに趣味に没頭するなど、快適なときを過ごしている人も。
(4)交友関係が狭い
恥ずかしがり屋な人は、人付き合いが苦手。そのため、交友関係が狭い傾向にあります。新しい出会いを求めて、自ら進んで話しかけることはほとんどありません。学生時代の仲間や職場の同僚など、頻繁に顔を合わせる人との交友関係を大切にしています。
(5)恋愛は奥手
対人関係での失敗が多いからか、恋愛は奥手で不慣れ。好きな人ができても、自分の気持ちに向き合うことを恥ずかしがってしまいます。
また自らアプローチするのが苦手なので、進展せずに恋が終わることも。もし、恥ずかしがり屋な人と恋愛を始めるなら、時間をかけて徐々に距離を縮めるほうがよさそうですね。
3:恥ずかしがり屋になってしまう心理3つ
なぜ恥ずかしがり屋になってしまうのでしょうか。その心理を見ていきましょう。
(1)他人との接し方がわからない
幼いころから他人と触れ合うことで、接し方を学ぶのが一般的です。小学校や中学校と徐々に大きなコミュニティの中で、人間関係を構築する上で必要なことを身につけていきます。
しかし、人によっては環境になじめず、他人との接し方がわからないまま大人になる人も。恥ずかしがり屋のまま成長し、対人関係に苦手意識をもってしまいます。
(2)他人の顔色が気になる
恥ずかしがり屋の人は他人の顔色を気にします。自分の都合のいいように楽観的に物事を捉えることができず、神経質なところも。
過剰に他人の意見に反応するため、自分の本音を言い出せません。自分の本心を他人に悟られないよう内向的な性格になり、恥ずかしがり屋になる傾向も。傷つかないように心を閉ざしているのかもしれません。
(3)過去の失敗を引きずっている
傷ついた過去や失敗したことを引きずっている可能性も考えられます。そのとき、なにか大きく恥をかかされたとしたら、なおさら現在に影響を及ぼしている可能性大。同じ間違いを起こさないように慎重になり、恥ずかしがり屋を克服できないのです。
4:恥ずかしがり屋な性格を克服する方法5つ
恥ずかしがり屋な性格はどのようにして克服すればいいのでしょうか。
(1)アクティブな人と行動する
恥ずかしがり屋の性格を自分ひとりで克服するのは、簡単ではありません。初対面の相手への接し方や、日常生活のさまざまな場面で「どうすればいいんだろう?」と、振る舞い方に迷うことが出てくるでしょう。
周りにコミュニケーション能力の高い友達がいるなら、その友達と一緒に行動するのもひとつの手。友達の真似をして行動するだけでも、周りの反応は変わってきます。表情や仕草、口調などを細かく真似してみましょう。
(2)挨拶は自分から
他人からのアプローチを待っている受身の姿勢では、恥ずかしがり屋は克服できません。自分から心を開いて、好意を示すことが大切です。まずは、自分から率先して挨拶してみましょう。挨拶に続いて短い会話もできるようになれば、対人関係への苦手意識も薄れていきます。
(3)ありのままの自分を出す
恥ずかしがり屋を克服するには、素のままの自分をさらけ出すことも重要。見栄を張って、自己中心的な振る舞いをする必要はないのです。素直な自分を出すだけで、気の合う人が自然と集まってきます。
(4)人に会う機会を増やす
コミュニケーション能力を高めるには、他人と接する機会を増やすこと。対人関係への苦手意識は、他人を避けてきた過去から生まれています。積極的に人の集まるところに出かけ、会話を心がけましょう。
(5)自信をつける
恥ずかしがり屋の原因のひとつは、自分に自信がないことも考えられます。自信をつけるべく、小さな成功体験を積み重ねましょう。
確実にやり遂げられそうな簡単な目標を経て、達成することを繰り返します。うまくいったら自分を思いっきり褒めること。徐々に目標のハードルを上げ、自信をつけていきましょう。
5:まとめ
恥ずかしがり屋を克服するには時間がかかります。焦らず、勇気を出して行動してみましょう。時間はかかるかもしれませんが、そのうち変化が見られるようになるはずです。