恋のなやみに効くメディア

シャンプーしないほうがいいってホント?湯シャンのメリットと正しいやり方

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

隠す

1:実はシャンプーしない日があるほうがいい?

シャンプーしない日を作ったほうがいいかどうか……。これは、その人の活動範囲や仕事、生活の内容、体質によっても違います。

洗浄力の強いシャンプーを使うと、頭皮や髪に必要な油分を洗い流してしまうため頭皮にいいとは言えません。しかし、皮脂分泌量の多い人や花粉やほこり、汚れなどが付着している髪の場合は、やはりこまめに洗い流す必要があります。

生活スタイルや肌質に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

2:湯シャンを続けた結果…抜け毛が減る!? シャンプーしないメリット5つ

(1)頭皮の乾燥を防ぐ

毎日髪を洗うのが当たり前の私たち。しかし、海外ではシャンプーは数日に1回程度が当たり前の国も多く、比較的乾燥しやすくヘアセットが困難なアフリカ系の人たちは、1か月に数回程度の人も多いようです。

先述のように、洗浄力の高いシャンプーを使用することで、頭皮に必要な油分まで落としてしまうため、頭皮が乾燥する原因に。頭皮の乾燥が気になる人は、洗浄力のマイルドなシャンプーに変えるなど洗いすぎに気をつけてみてください。

(2)かゆみやフケを防ぐ

必要以上の油分を落としてしまうと、頭皮が乾燥し、かゆみやフケの原因になります。トラブルを回避し頭皮を清潔にするために行っている行為が、逆にトラブルを招いてしまっているかもしれません。

シャンプーの回数を控えて、洗いすぎ、落としすぎを防ぐことでかゆみやフケ防止につながります。

(3)ニオイやベタつきを抑える

頭皮のニオイやベタつきが気になると、ついつい丁寧に洗ったり、洗浄力の強いシャンプーを使ったりしてしまいがち。でも、乾燥が原因でニオイやベタつきが起こっている場合もあります。

皮膚は乾燥すると、刺激から肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌します。頭皮でも同じことが起こり、皮脂がたくさん分泌されてしまうので、ベタつきを感じたり、多量の皮脂が酸化してニオイの原因につながったりします。

(4)髪にツヤが出る

頭皮から分泌される皮脂は、髪の保護にも役立っています。皮脂を落としすぎると、キューティクルを保護するための油分が失われ、髪自体のダメージにつながり、ツヤが失われて乾燥が進んでしまいます。

洗いすぎを防ぐことで、髪のツヤを保ち、健康な髪の維持にもつながります。

(5)シャンプーの手間が省ける

シャンプーの回数が減ると、それだけ手間が減ります。毎日髪を洗うのは結構面倒くさいですし、長い髪だとなおさら。

お風呂自体が面倒に感じてしまうこともありますが、シャンプーの回数が減るだけで手間も省けて、お風呂の時間も短縮できます。シャンプー代の節約になるという考え方もできるかもしれません。

3:臭い消しはどうする?正しい湯シャンのやり方

(1)徐々にシャンプーの回数を減らして

毎日シャンプーをしている人が急にシャンプーをやめると、頭皮の汚れやベタつき、ニオイが気になることも。まずは週に1、2回程度シャンプーをしない日を作ることから始めて、頭皮の状態を確認しながら徐々に回数を減らしていきましょう。

(2)シャンプー前のブラッシングを

ブラッシングを行うことで、髪に付着した大まかな汚れを取り除くことができます。湯シャンの場合、効率よく汚れを落とすためにも、ブラッシングを行って汚れを浮かせておきましょう。ブラッシングは頭皮のマッサージにもなるので、血行促進にもつながります。

(3)指で頭皮をマッサージ

シャンプーをしないときでも、指で頭皮をマッサージして汚れを洗い流して。髪をお湯で流すだけでは頭皮や根本付近の汚れは落ちにくいものです。爪を立てたり強く力を加えると頭皮を痛めてしまうこともあるので注意を。

(4)髪はしっかり乾かす

十分に髪を乾かさないせいで頭皮が蒸れたり、雑菌が繁殖したりすることが、頭皮のトラブルの原因のひとつ。フケ、かゆみ、ベタつき、ニオイなどさまざまなトラブルにつながるので、洗髪後は髪の根元までしっかり乾かして。

根本付近にドライヤーの熱を当てるとダメージになるので、しっかりと風を通すようなイメージで乾かして。

(5)汚れた日、整髪料をつけた日はシャンプーを

極端な汚れや整髪料をお湯だけで落とすのは難しいものです。1日中屋外にいた日、掃除など汚れやすいことを行った日、汗をたくさんかいた日、整髪料を使った日などはシャンプーを使って、汚れをきれいに洗い落としましょう。

4:髪質、体質と相談を!

湯シャンをすれば必ずしもトラブルを防ぐことができるというわけではありません。体質によっては、毎日シャンプーをしたほうがいい人もいますし、シャンプーではなく、ほかのことが原因で頭皮トラブルが起きている場合も考えられます。

湯シャンに挑戦する場合は、自分の髪質や体質と相談しながら行うのがおすすめ。湯シャンをスタートしてからも適宜髪や頭皮の様子をチェックしながらすすめてくださいね。