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尊敬される人ってどんな人?尊敬する人物ランキングと尊敬されるための条件

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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目次

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1:尊敬される人になりたい!

みなさんには、尊敬する人がいるでしょうか。自分の両親を尊敬しているという人もいれば、歴史の偉人を尊敬しているという人もいるはず。

尊敬する人というのはパーソナルなことではありますが、その時代のメンタリティを反映していて、意外と移り変わったりもします。

この令和の時代、どんな人が多くの人から尊敬の念を集めているのでしょうか。アンケートを取ってみました。

2:共通点はある?男女の尊敬する歴史上の人物ランキングトップ5

今回『MENJOY』では、500人の男女に「あなたが尊敬する偉人・歴史上の人物を、以下の中から選んでください(複数回答可)」というアンケートを実施してみました。その結果について、ランキング形式でご紹介します。

第5位:徳川家康・・・57人(11.4%)

「歴史上の人物で尊敬する人をあげるとするなら、徳川家康です。戦国時代を終わらせてその後、江戸時代っていうも平和な時代を作っただけではなく、それを約260年間も維持する制度を作ったわけですから、すごいとしか言いようがない。

今は長期政権なんていわれているけど、比べ物にならないですよね。そんな安定したシステムを作ったのは、本当にすごいと思います」(Iさん・25歳男性/公務員)

第4位:杉原千畝(すぎはらちうね)・・・67人(13.4%)

「東洋のシンドラーって呼ばれている杉原千畝を尊敬しています。日本領事館領事代理としてリトアニアで外交官をしていたときに、ナチス・ドイツから迫害を受けて逃れてきたユダヤ人にビザを発給して、命を救った人物です。

やっぱり、世界を相手にして尊敬されるような人に憧れるし、日本人として誇りに思います。自分も彼のような生き方をしたいと思っています」(Eさん・33歳男性/会社員)

第3位:坂本龍馬・・・72人(14.4%)

「基本的に日本の歴史上、幕府とか政府が入れ替わるときは戦争が起きていますよね。勝てば官軍、負ければ賊軍といわれていた時代ですから。でも、坂本龍馬はあれだけ仲が悪かった薩長同盟を実現させて、結果として江戸城無血開城につながるわけです。

しかも龍馬は地位も肩書きもない、ひとりの脱藩浪士だったわけですから。今の閉塞した時代にも、龍馬みたいな変革者が現れないかなって、どこか期待しちゃいます」(Aさん・36歳男性/会社員)

第2位:織田信長・・・79人(15.8%)

「信長って、身分など関係なく有能な家臣はどんどん出世させていったところとか、時代にとらわれない発想の持ち主だったといわれていますよね。兵農分離という政策で兵士と農民を分けて役割分担を作ったり、自由に商いができるように楽市楽座を作ったり。

民衆のことを考えていただろうなぁって思いますね。ついていきたい上司や社長って感じです」(Oさん・28歳男性/会社員)

第1位:松下幸之助・・・87人(17.4%)

「経営の神さまという異名を持つ松下幸之助さんは、採用面接で“君は運がいいか?”と聞いて“運が悪い”と答えた人は、どんなに優秀でも採用しなかったと聞きます。それは、人からは運が悪いと思われていたとしても、“自分は運がいい”と思える前向きな人間は挑戦をやめずに、どんな状況も受け入れて立ち向かおうとする、という考えからだそう。

彼自身、父親の会社が倒産したり、小学校を中退したりと幸福とはいえない家庭環境だったようですけど、“自分は運が良かったから成功した”と言っていたようです。自分もそうあるべきだと思っています」(Gさん・45歳男性/経営者)

3:尊敬される上司の条件

歴史上の人物で尊敬する人をご紹介しましたが、実生活で尊敬される上司というのはどういった人柄なのでしょうか。

(1)飴と鞭をうまく使い分けて育ててくれる

「入社したときは、上司のことが嫌いでした。厳しいし、毎日が精一杯だったんです。でも、厳しさの中にもしっかりとしたフォローはありました。つらいときにはしっかりと話を聞いてくれましたし、“もう無理だ”と打ち明けたときも“君ならできる”と励ましてくれたのも上司でした。

そのあと、人事異動があって新しい部署に移動したら“あの人の部下だったのか。じゃあ、何の問題もないな”ってすぐに信用されたときには、すごく驚きました。今となっては尊敬する人です」(Mさん・32歳男性/会社員)

(2)しっかりと評価してくれる

「しっかりと評価してくれる上司っていうのは、やっぱり信頼できる上司というか、尊敬する相手ですね。

私はあんまり要領がいいほうではないので、ミスをしてしまったり、失敗をしてしまったりすることがあるんです。そのことで怒られることもあるんですけど、でも同じ上司から、“日報はお前がいちばん良く書けてる”って言ってもらえたときは嬉しかったです。

この人は、小さな努力もしっかりと見てくれる人なんだと思って、この人の下でやっていきたいって思いました」(Nさん・27歳女性/会社員)

(3)失敗したときに前を向かせてくれる

「昔、私のミスのせいで、大きな損失を出してしまったときがあったんです。いろいろな人に迷惑をかけて、たくさん怒られましたし、ひどいことも言われました。

そんなとき私の直属の上司は“人は失敗をして成長するもんだ!”とかばってくれて。そのあと、その上司が取引先に散々頭を下げて、最小限のダメージで納めてくれました。すごく前向きになれましたし、もっと頑張ろうと思えました」(Sさん・27歳女性/会社員)

4:男性に尊敬される女性像とは?

ここまで、歴史上の偉人や尊敬される、上司の特徴を見てきました。今度は男性から尊敬される女性の特徴をご紹介します。

(1)家庭と仕事の両立ができている

「子どもができると、女性って母親もしなくてはいけないから、大変だと思うんです。もちろん、男も父親をやらないといけないんですけど、働いて家族を養うのが父親の役目みたいなところって、昔からあると思う。

でも、バツイチでシングルマザーの先輩が、子育てをしながらしっかりと仕事でも成果を出していたりすると、すごいなと思いますね。働いているだけの自分にはできないですから、尊敬します」(Uさん・42歳男性/会社員)

(2)気配り上手

「気配りのできる女性は尊敬の念を抱きます。飲み会のときとかに料理を取り分けてくれたり、御酌してくれたり、“〇〇さんのおかげです”って男性をたててくれたり。正直、頭が下がります。

彼女たちの気配りがあるから、毎日、職場がいい雰囲気でいられるし、その雰囲気の中で仕事ができている。本当にすごいと思います」(Kさん・32歳男性/会社員)

(3)人付き合いがうまい

「僕の上司は自分勝手で短期。だから、職場の雰囲気が悪くなることが少なくないんです。でも、とある女性がいると全然違うんです。その人は“何怒ってるんですか~?”とか“●●さんはお仕事ができるんですから、部下に押しつけるのは酷ですよ~”とかいって、その上司をおだてるのがうまい。

その人がいると、職場が和やかなんですよ。たまに、“上司の機嫌が悪いみたいで、何とかなりません?”って無茶なお願いするんですが、“任せて”って言って、機嫌をとってくれるんです。本当に助かっているし、尊敬すべき人です」(Wさん・33歳男性/会社員)

5:尊敬する人物について面接で聞かれたら…

尊敬する人を聞かれる大事な場面といえば採用面接。どのように答えるのがいいのでしょうか。筆者の知り合いに、人事部で採用面接の面接官を経験したことのある人にお話を聞いてきました。

「私の場合、なぜその人を尊敬しているのかについての価値観を見るための質問として応募者に聞いていました。具体性にどういった部分を尊敬しているのか、それをどうやって自分自身に取り入れているのかを答えることが大切です」(Kさん・30代男性/人事)

本当に尊敬していたとしても、面接の場合はその理由で相手に共感させなければいけません。そして、それが結果として自己アピールに繋がらなければ意味がことも忘れずに。世間話をしにきているわけではないのですから。

6:まとめ

今回は尊敬する人をテーマにご紹介しました。世界にはさまざまな人がいます。大きな出来事を成し遂げる人も、実は誰かを尊敬していたりします。尊敬されるような人が尊敬していた人を調べてみると、おもしろいかもしれませんね。