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飲み会が苦手!飲み会が嫌いな理由と苦手を克服する方法5選
大山奏K.Ohyama
1:飲み会が苦手な人の割合は?
お酒を飲むのは好きだけれど、気心の知れない人と飲むと疲れてしまう。特に会社の飲み会は参加するのが憂鬱……と感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回『MENJOY』では、20~40代の仕事をしている男女476人を対象に、独自のアンケート調査を実施。「職場の飲み会は得意ですか? それとも苦手ですか?」と質問してみました。
結果は以下のとおりです。
得意・・・137人(29%)
苦手・・・339人(71%)
予想どおり、かなりの割合の人が、得意とはしていないことがわかります。しかし、そんな仕事の飲み会も楽しめるようになれば、もっと人生が楽しめるようになるかもしれません。
2:飲み会が苦痛でしかない!飲み会が苦手な理由5つ
具体的には、飲み会の何が苦痛なのでしょうか。男女にリサーチしてみました。
(1)話題がない
「会社の人と何を話せばいいのかわからないんです。仕事のことばかりだと場がしらけますし、だからって会社のそんなに仲の良くない人にプライベートな話題を振るのもちょっと……。
結局、話が広がらなくて周りの雰囲気が悪くなったりして。そういう雰囲気を感じると、“早く帰りたいなぁ”って思います」(Yさん・28歳女性)
(2)お酒が好きではない
「もともとお酒に強いほうではなく、酔っ払ってもただ心臓がバクバクして、気持ちが悪くなるだけなんですよ。だから、基本的にお酒はひとりでは飲みません。
でも飲み会に行くとさすがにまったく飲まないっていうのも空気読まないって思われるから、無理して2〜3杯は飲むんです。結果、帰ってから具合が悪くなって、もう行きたくないなぁっていう気分になります」(Kさん・35歳女性)
(3)上司を持ち上げるのが面倒
「会社の上司を持ち上げたり、お酌をしたりっていうのが面倒くさいです。そういうの気にしない間柄で飲むのは楽しいから好きなんですけどね。褒めたくもない人のことを褒めながら飲むお酒って、味がしないし、酔っ払うこともできないから、行くだけ無駄だなって」(Hさん・29歳男性)
(4)お金がかかる
「いちばんのネックはお金ですかね。飲み会って、払う金額に見合った料理やお酒が楽しめないことのほうが多いと思うんです。
ひとり3,000円とか4,000円とか払って、冷凍っぽい揚げ物を食べるとか、普通に考えたらあり得ないですよね。それでもコミュニケーションで得るものがあればいいですけど、たいていは何もないので」(Nさん・26歳女性)
(5)気をつかって疲れる
「気をつかいすぎて、疲れてしまいます。仕事ってそれだけでも周りに気をつかうのに、そのあとさらに数時間も緊張状態を維持するって、ただの拷問ですよ。
基本的にひとりで過ごすほうが性に合っているので、大勢でいればいるだけ、精神的に削られます。だから、なるべく行きたくないですね」(Tさん・31歳男性)
3:飲み会への苦手意識を克服する方法5つ
飲み会が苦手な人が、それを克服するにはどうしたらいいのでしょうか。こちらも男女にリサーチしてみました。
(1)話題の仕込みをしておく
「話題がなくなるのって、日ごろからアンテナを張っていないせいだと思うんです。だから、会社の通勤時間に、スマホで新聞を読むようにしました。そうしたら上司との会話もスムーズになったので、飲み会も怖くなくなりましたね」(Sさん・30歳男性)
(2)相槌をたくさん知っておく
「話すのが苦手なので、相手に気持ち良く話してもらうために、相槌のバリエーションを増やしました。“そうなんですね”だけだと、会話が続かなくなる。だから、“○○ってどうなんですか?”とか、話を広げるワードを知っておくだけでもかなり違いますよ」(Eさん・26歳女性)
(3)適度に断る
「全部断ることは不可能でも、適度に断れるようになってから、“まぁ、たまにはいいかな”って思えるようになりました。断れずに全部に参加してたときは辛かったです」(Fさん・27歳女性)
(4)嫌いな人とは離れて座る
「苦手な人と話さなきゃいけないシチュエーションにならないように、席選びはかなり慎重にしています。話しやすい人と話せる席だったら、それほど苦痛じゃなくて、むしろ楽しいこともあるので」(Uさん・38歳女性)
(5)情報取集できる機会と考える
「僕も昔は苦手だったんですけど、嫌だ嫌だと思って参加しても、得る物がないので、情報収集ができるチャンスと考え方を変えるようにしました。そうしたら比較的話も楽しいし、仕事やプライベートでも使える情報がもらえて助かることが増えました」(Kさん・34歳男性)
4:飲み会を楽しめる方法を考えて!
会社で誘われた飲み会を全部欠席していると、だんだんと周りからの目も厳しくなってしまいます。最低でも忘年会や新年会くらいは出ておいたほうが、普段からもコミュニケーションも取れるでしょう。
せっかく参加するなら、ただ時間とお金の無駄にならないように、前向きに楽しんでみてはいかがでしょう。きっとひとつくらいはメリットがあるはずですよ。