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雨降って地固まる!彼と「ケンカしてよかったな」と思えたこと4つ
大山奏K.Ohyama
1:彼が実は寂しかったことがわかった
「私たちの場合は、付き合って3か月目まで全然ケンカをしなかったんです。そのくらい相性がいいのかなぁって思ってました。でも、3か月ちょっと経ったときに、彼がいきなりキレたんです。
私、驚いちゃって! でも、それで彼が本当は寂しがり屋で、もっと一緒にいる時間を増やしたがっていることがわかりました」(Tさん/28歳)
--彼の方がもっと会いたがってたんですか?
「そうなんです。私は結構ひとりでも平気だし、特に用事がなければデートしないでひとりで遊びに行っちゃうタイプなんです。だから、彼に“今週末どうする?”って聞かれても“どうでもいいよ? 会う?”って返しちゃってて。そのことで彼は、私の彼に対する思いが薄いんじゃないかって悩んでたみたいなんです」
--あぁ、それでケンカに。
「そうです。いきなり彼から“俺のことなんてどうでもいていんだろ”って言われて“え? 何言ってるの?”って。そこからお互いに本心をぶつけたおかげで、今ではちょうどいい距離感で付き合っていられてます」
2:自分で気づいていなかった悪い癖に気づけた
「彼が怒ってくれて本当に良かったなって思うことがひとつあって。ある日のデートの時に、彼が歩いていたらいきなり“お前いい加減にしろよ”って怒り出したんです。わけがわからなくて」(Iさん/26歳)
--それは怖いですね。
「はい。でも、彼の言い分を聞いていると、どうやら私は嫌なことがあると無意識で舌打ちをしちゃってたらしいんです。それまでそんなこと言ってくれる人がいなくて、全然気づいてなくて」
--自分の癖ってわかりにくいですもんね。
「本当にそうなんですね。でも、確かに舌打ちって周りの人のこと不愉快にするよなぁ、って思って。それで癖を直そうって思えたんです。
そのためにも、彼には“私が舌打ちしちゃったら、教えて”ってお願いしました。そのあと、しばらく舌打ちを意識的にしないようにしたら、治ったみたいです」
3:彼が意外と短気なことがわかった
「彼っておっとりした性格だから、あんまり怒ることもないんだろうなぁって思っていたんですよ。だからそこに甘えちゃってた部分があったなぁって」(Gさん/30歳)
--たとえばどんな感じですか?
「たとえば、私が服を選んでいる時に座って待っててもらってたときも、実はイラついてたみたいだし、私が会社の上司から理不尽な怒りをぶつけられてたときも怒ってくれてたみたいで。でも、ケンカして言い合いになるまで、彼がそんな風な怒りを持ってたって、気づかなかったんです」
--ケンカしたときに彼が正直に言ってくれたんですか?
「そうです。彼は自分が短気なことをあんまりよく思ってなくて、怒りを表に出すのをなるべく控えているらしいんです。でも、私のために怒ってくれるとかなら大歓迎です。
彼が待たされるのが嫌いなら、私もひとりで買い物するって選択肢もあるし。ケンカしたから、お互いに不満を溜め込まないルールを作れたなって思います」
4:エッチに不満を持たれていることを知った
「彼と初めて本気でケンカしたときは、すっごいショックでしたね。だって、彼付き合ってから半年間溜め込んだ怒りを、全部ぶつけてきたんですよ。その中にエッチにたいする不満も入ってて……」(Dさん/28歳)
--それはすさまじそうですね。
「はい。溜め込んでたんだから仕方ないんですけど、しばらくは私も受け入れられなくて。ただ、ケンカして離れている間に、彼に言われたことを色々と考えることができました。その結果、仲直りもしたし、エッチの不満解消のために話せるようになって」
--彼が本当にしたかったことがわかったり?
「そうですね。彼ばかりに気を遣わせちゃうエッチだと、彼もつまんないんだなって。だから私にできることはするようにして。お互いに気持ちいい時間を過ごせるようになりました」
みなさん、ケンカしたときにはすごく落ち込んだりしたようですが、今はとても仲のいいカップルになっています。
本気でぶつかり合うと、それまで相手に言えなかったことや、逆に、言ってくれなかったことがクリアになって、ますます仲良しになれますよね。ふたりの関係をよりよくさせる、恋愛ステップのひとつなのかもしれません。