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眉毛のお手入れどうしてる?基本の整え方となりたい眉毛の作り方
コマツ マヨM.komatsu
目次
隠す1:眉毛のお手入れちゃんとしてる?
おそらくほとんどの女性が、毎日アイブロウメイクを行なっていると思います。しかし、眉自体のお手入れは、どのくらいの人がちゃんとやっているでしょう。
毎日メイクをするけれど、素眉のお手入れはけっこういい加減……っていう人、実は多いんです。
2:眉毛のお手入れに必要な道具3選
眉毛のお手入れには、必ず眉専用の道具を使用してください。微妙な長さの眉を整えていくには、眉のお手入れ用に作られたコンパクトなグッズは必須です。
(1)アイブロウブラシ
コームタイプのものやスクリューブラシといわれるものなど、そにタイプはさまざまですが、ヘアブラシと同じく、眉毛をとかし、毛流れを整えるためのもの。アイブロウペンシルで描いた部分をぼかしたり、アイブロウパウダーをなじませたりする役割もありがとうあります。
(2)眉ハサミ
眉用のコンパクトなハサミ。眉毛の長さを整えたり、はみ出た部分をカットするために使います。ハサミ部分がカーブしているので、眉のアーチに沿ってカットしやすく、皮膚を傷つける(突き刺してしまう)恐れがありません。
(3)アイブロウレザー(眉用カミソリ)
広い範囲は通常のI字カミソリでOKですが、もっともっと細かい部分を丁寧に処理したいなら、眉用カミソリがおすすめ。歯の部分が1㎝程度の小さなカミソリなので、狭い範囲を剃ることができます。
3:基本的な眉毛の整え方3ステップ
素眉がどんな形であっても、また、どんな眉に仕上げたいと思っていたとしても、眉の整え方は基本は変わりません。まずは、基本の眉の整え方をマスターしましょう。
(1)アイブロウブラシで毛流れを整える
まずはコームで眉毛をとかし、アイブロウブラシで毛流れを整えます。絡まった眉毛やクセを整えてから眉のお手入れを行うことで、より美しく整えることができるようになります。
(2)眉メイクしてから剃る
ノーメイクの状態で眉を整えるのは危険です。ついつい剃りすぎてしまったり、剃りすぎた部分をカバーしようと反対の眉も剃ってしまったりして、結果、どうしようもない状態に陥ることも。
理想の眉を描き、そこからはみ出した部分のみを処理すれば、失敗が少なくなります。
(3)眉毛以外の産毛はすべて処理する
理想の眉毛ができあがったら、それ以外の産毛や細かい毛を処理します。太い毛は毛抜きで抜き、長い毛はカットしましょう。広範囲の産毛はカミソリでオフします。最後にもう一度、ブラシで毛流れを整えます。
4:フェミニンに…並行眉の整え方のポイント
根強い人気の並行眉のポイントは、眉頭から眉尻までほとんど角度をつけず、眉の太さが均一であること。並行眉の作り方も、他の眉と同様に基本の整え方は同じです。
コームで眉をぼかしたら、アイブロウペンシルで眉まずは眉下から眉尻までのラインを描き、そのラインに合わせて眉上のラインを描きます。眉山まで並行に眉上のラインを描いたら、自然と眉尻に繋げて。毛のない部分は、1本1本毛を描き足すようにアイブロウペンシルで描きます。
最後に、全体をパウダーでぼかしてムラのないよう均一に整えます。この最後のひと手間で、フェミニンな女性らしい雰囲気を出すことができます。
5:中学生・高校生のためのナチュラル眉はどう作る?学生向け眉毛の整え方
校則があるから眉メイクはできない。でも、ボサボサの眉ではちょっと恥ずかしい……。そんな中学生や高校生は、今ある眉を自然な形に整えるナチュラル眉がおすすめです。
基本の眉の整え方を参考に、アイブロウペンシルでなりたい眉の形を描いてから、はみ出た部分の毛やアイホールの産毛をカット。毛の量が多く首長の強すぎる眉の場合は、コームで眉をとかしながら毛先を少しずつカットして毛量を調整します。
眉のお手入れに慣れていないと、処理をしすぎて左右の毛量がバラバラになってしまったり、残すべき部分を処理してしまい不自然な形になってしまいやすいので注意してくださいね。
6:抜くのはダメなの?眉毛の整え方NG3例
眉は顔の印象を最も左右する部分であり、人の目につきやすい部分。ちょっとでも失敗すると、顔の印象が大きく変わってしまいます。眉のお手入れで気をつけたいことをご紹介します。
(1)素眉のままで整えない
これまで何度もお伝えしましたが、眉を描いてから剃ったり抜いたりをスタートさせてください。素眉のままでは理想の形がわからなくて失敗しやすく、処理する予定ではなかった部分まで処理してしまうこともあります。
(2)眉山の下の毛はできる限り残す
不自然に吊り上がった眉の人をよく観察すると、眉下の毛を抜きすぎてえぐれたような形になっていることも。実はこれ、眉のお手入れ失敗の“あるある”です。
多くの人は眉下の毛がボサボサなので、まずはそこから整え始めようとするもの。素眉のまま整え始めると、どこまでが残す毛でどこまでが要らない毛なのかがわからずどんどん処理してしまい、気づいたときには眉下の毛を処理しすぎた……ということにも。
(3)毛の抜きすぎはNG
眉の毛を無理に引っ張って抜こうとすると、まわりの皮膚が引っ張られて皮膚にダメージがかかります。皮膚が硬くなったり、毛が皮膚に埋まってしまう「埋没毛」の原因となることもあります。眉のお手入れを毛抜きに頼りすぎたり、抜くことが習慣になってしまわないように注意して。
7:眉毛のお手入れをしない男はアリ?ナシ?
今回筆者が独自に、30代の女性8名に「眉毛のお手入れをしない男性をどう思いますか」というアンケートを取ったところ、「ナシ」が5名、「どちらでもいい」が2名と「アリ」が1名でした。
「ナシ」と答えた人のコメントは、
「最低限の眉のお手入れは身だしなみの一環だと思う」(35歳・保険事務)
「ボサボサだったらある程度整えたほうがいい。髪とかヒゲと同じ」(40歳/アルバイト)
でした。反対に「どちらでもいい」と答えた人に聞くと、
「整えすぎて変な眉毛になっている人もいるので、それなら素眉のほうがいい」(30歳/自営業)
とのことでした。
こうした意見をまとめると、身だしなみの一環として大切だけど、ヘンテコになるくらいなら自然なほうがいい……ということのようですね。
8:眉メイクは常にアップデートして
眉のトレンドは刻一刻と変わっていきます。しっかりメイクをしているのになんだか顔が古い……と感じる方は、自分が最も慣れ親しんだ眉の形で描き続けているからかもしれません。
常に流行りの眉を意識していれば、いくつになっても今っぽいオシャレなメイクは可能。トレンドの口紅やアイシャドウと同じように、眉の形も意識してみてくださいね。