2020年7月27日掲載

負けず嫌いとは？負けず嫌いな人の特徴や恋愛傾向8選

大船くじらK.Ofuna

1：負けず嫌いとは？

（1）負けず嫌いの意味

まずは、負けず嫌いという言葉の正しい意味を辞書で見てみましょう。

まけず‐ぎらい【負けず嫌い】

他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。また、そのさま。まけぎらい。「－な（の）人」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

つまり負けず嫌いな人とは、「他人と比べて劣っていることを認めるのがイヤな人」、言い換えれば「何につけても人と比べてしまう人」だといえます。

（2）負けず嫌いの類語や言い換え表現

辞書で負けず嫌いの類語としては、「気強い」「気丈」「根性」「負けん気」などが挙げられます。どれも勝つために必要な気持ちを表す言葉ですよね。

ただしこの「負けず嫌い」という言葉は、場面によってはネガティブな印象を与える場合もあります。面接などの自己アピールをする場面では、「向上心がある」「責任感がある」などに言い換えるといいでしょう。

（3）負けず嫌いの英語表現

負けず嫌いの英語表現は「hate losing」が適当でしょう。「hate」は嫌う、「losing」は敗北を意味します。

競争力、競争心という意味をもつ「competitive」も、負けず嫌いに近い意味を持ちます。例えば、彼女は負けず嫌いなら、「She is very competitive」と表現します。

2：短所にも長所にも！負けず嫌いな人の特徴5つ

（1）プライドが高い

負けず嫌いな人は、所属する集団の中で常に抜きん出た人物でありたいと考えています。周囲の人から「優秀な人」「頼りになる人」という評価を得ることで満足感を覚えるのです。とてもプライドが高いので、人から軽視されたり、不当な評価を受けることが我慢なりません。

評価を得るために努力を惜しまない点では長所といえますが、常にいちばんじゃないと機嫌が悪くなるなど、面倒な一面もあるでしょう。

（2）張り合うのが好き

勝負ごとが好きな傾向にあるのも、負けず嫌いな人の特徴のひとつ。張り合える相手を見つけ、ライバル関係を築いて競おうとするのです。お互いに切磋琢磨して成長できる場合ありますが、自分が負けるのは嫌なので、勝つまでしつこく張り合われて、煩わしく感じられることもでしょう。また、勝手にライバル視をするので、迷惑がられてしまう場合も。

（3）アドバイスを受け止められない

負けず嫌いな人は、アドバイスを素直に受け入れられない面があります。目上の人なら受け入れることもありますが、同格の相手の言葉には耳を貸しません。自分の至らない点を指摘されると、プライドが傷付いてしまうからです。知らないことに直面しても、素直に知らないといえずに、知ったかぶりしてしまうような人もいるでしょう。

（4）虚栄心が強い

負けず嫌いな人は、周囲から高い評価をしてもらえるのが何よりの大好物。どれだけ自分が優秀なのかをアピールするために、見栄を張ったり、ときには、嘘をついたりしてしまうこともあります。

「自分が職場でいちばん仕事ができる」とか、「異性からよく誘われる」など、本当はそれほどでもないことを誇張して、吹聴する傾向が強いのです。

（5）努力家

負けず嫌いな人は、勝つために努力を惜しみません。勝てるようにコツコツと努力を積み重ねて、自分の実力を向上させていきます。負けず嫌いな人の向上心は、難しい仕事を最後までやり遂げてくれるなど、役に立つことも多いので、一緒にいると面倒なところもありますが、組織にひとりはいてほしい人かもしれません。

3：負けず嫌いな女性の恋愛傾向3つ

（1）自分優位に交際したい

恋人との交際でも、負けず嫌いの性格は発揮されます。恋人に尽くすような恋愛を好む人は少ないでしょう。自分が優先で、相手が自分のためにあれこれ尽くしてくれる恋愛を選びます。

でも、思いやりがないわけではありません。恋人を気遣う優しさはもち合わせているのですが、それに対して恋人から感謝の気持ちなどが見られないと、満足できないという傾向があるでしょう。

（2）恋のライバルがいると燃える

友人と同時に同じ人を好きになったら、「もめるのはイヤだから、諦めよう」と考える人もいるでしょう。しかし、負けず嫌いな女性は、ライバルが現れると、がぜん燃えてしまいます。あの手この手で好きな人にアプローチをかけて、自分にふり向かせようとするのです。熱烈なアプローチが実を結ぶ場合もあれば、逆に引かれてしまう場合もあります。