ポジティブ思考とは？その特徴とプラス思考になるトレーニング5選

1：ポジティブ思考とは？

ポジティブ思考とは、一見すると悪くように思えることでも、プラスに捉える考え方のことで、プラス思考とも言います。

プラス‐しこう【プラス思考】

何事においても、きっとうまくいくさ、何とかなるものだなどと良い方向に考えが向くこと。特に、悪い状況の中でも前向きに考えること。物事を肯定的にとらえる考え方。⇔マイナス思考。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ポジティブ思考でいると、自分も楽しくなります。また、いつも前向きで明るく振る舞える人の周りには、自ずと人が集まってきますし、恋愛においても良い印象を与えることができますよね。

では、ネガティブ思考に陥ったとき、どうすれば切り替えられるのでしょうか。

2：ポジティブ思考の人の特徴5つ

（1）失敗を失敗と思わない

ポジティブ思考な人は、失敗をしても、それ程落ち込んでいないことがよくあります。それは失敗を失敗と考えていないから。「失敗は成功の母」という言葉があるように、失敗から学べることは多々あります。原因が何かを考えて、どうやって改善すれば良いのかと、頭がすぐに切り替わっている状態ともいえるでしょう。

失敗という概念そのものが、ネガティブ思考の人と違うといっても過言ではないのです。

（2）小さな目標を立てている

大きな夢や目標を持っていて、それに向けて努力している人も多いですよね。ですが、目標が大きすぎると、なかなかそれに辿り着けず、気分が落ちてしまうことも……。ポジティブ思考の人は、大きな目標を達成させるための小さな目標をたくさん設定し、それを実現させることで成功体験をつくり、自己肯定感を維持している人が多いです。

（3）自分の長所も短所も知っている

人は、自分のダメな部分ばかりに目がいきがちですが、それではどんどん自信をなくしていってしまうばかり。ポジティブ思考の人は、自分を客観的に見ることができます。そのため、自分の短所だけでなく、長所も知っています。自分のいい面を知っているからこそ、モチベーションが維持できて、常に前向きでいられるのです。

（4）他人と比較しない

人との比較で自分を評価していると、ポジティブ思考にはなれません。なぜなら、自分より上の人は世の中に必ずいるからです。比べるべきは過去の自分。「昨日より少しでも成長できていればOK」と考えるのが、ポジティブ思考の人の考え方の根幹なのです。

（5）好奇心が旺盛

ポジティブな人の多くは、好奇心が旺盛で、新しいことにチャレンジする精神があります。いろいろ調べて「デメリットがあるんじゃないか」と考えるより先に、とにかく飛び込んでみる、やってみるのです。そういった行動力により、知識の幅がどんどん広がり、さまざまな分野の友人がいるというのも、特徴といえるでしょう。

3：ポジティブ思考になるには言葉が大事？プラス思考になるトレーニング5つ

（1）最悪な日でも自分を褒める

何をやっても裏目に出て、うまくいかない日ってありますよね。そんな日に自分を責めることは簡単です。ですがそこで、敢えて自分を褒めるようにしてみてください。できれば毎晩寝る前に、自分の良かった点を思い出して褒めてみましょう。そうすることで、自然と長所にちゃんと目がいくようになります。

（2）毎日の目標を立てる

たとえ小さな目標であっても、達成すると満足感を味わえますよね。毎日、小さな目標を立てていきましょう。目標が思い浮かばないと思うかもしれませんが、「人に親切にする」とか「今日は腹を立てない」とような小さなものでも良いのです。

（3）80点を目指す

完璧主義とポジティブ思考を並行させることは難しいです。正直、ひと握りの天才でも、難しいのではないでしょうか。100点ではなく、70点や80点を目標にしてしまいましょう。そうすれば、多少マイナスがあったとしても、合格点だと思えますよね。

（4）前向きになれる言葉を座右の銘にする

口にするだけで前向きになれる言葉や名言などを見つけておくことも大切です。それを、スマホの待ち受け画面に設定しておくのも良いでしょう。そして毎日朝起きたときや、玄関を出るときなどに口に出して言ってみましょう。

（5）失敗から成功する方法を考える

失敗をすると、くよくよ悩んでしまうという人は、悩んでいる時間は無駄だと認識するのが重要でしょう。悩むことと、考えることとは違います。ポジティブ思考とは、失敗した後に改善する方法を考え、次に成功する方法を見つけ出すことなのです。何度失敗したって、負けではありません。諦めなければ、何回だってチャレンジできますよ。

4：ポジティブになると自然と状況が変わる！

恋愛や仕事などがうまくいっていないときって、どうしてもネガティブな思考に陥りやすくなりますよね。ですが、マイナスのことを考えれば考えるほど、事態が悪くなっていくことってありませんか？　うまくいっていないときこそ、無理矢理にでもポジティブに捉えるようにすると、自然と状況が上向いてきたりするものですよ。