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リラックスできる方法もってる?自宅で、オフィスで簡単にできるやり方10つ
松田優Y.Matsuda
目次
隠す1:自分がリラックスできる方法を知ってる人は強い!
なにかと忙しい毎日、肉体的にも精神的にも疲れは溜まる一方……という人も多いのではないでしょうか。あまりにも疲労が蓄積しすぎると、疲れが疲れを呼ぶ悪循環になってしまいます。
疲れがある程度溜まるのは仕方がないとしても、溜まった疲れをどう解消するかが大きなポイント。疲れを解消するリラックス方法を知っておけば、QOL(Quality Of Life=人生の質)は向上するはず。
自分に合ったリラックス方法を身につけることは、現代社会を生き抜くために必須のライフハックといえるでしょう。
2:自宅で簡単!緊張やストレスをリリースして脳をリラックスさせる方法5つ
最もリラックスできる空間といえば、やはり自宅。緊張やプレッシャーから解き放たれた場所で、思い切りリラックスしちゃいましょう。
(1)ストレッチ
ダイエット目的のエクササイズのようなハードなものではなく、あくまで体を労わることに重心を置いたストレッチは、肉体疲労を緩和する効果的なリラックス方法です。
少しも動きたくないほど疲れている……そんなときこそ、少し頑張って軽いストレッチをしてみましょう。ストレッチをして凝りをほぐし、筋肉を緩めることで、眠りも深くなります。ストレッチを行うことで、結果的に体をリラックスさせることができるのです。
(2)音楽鑑賞
心身共にリラックスできる音楽といえば、やはりヒーリングミュージックがおすすめ。気分が上がる大好きなアーティストの曲でももちろんいいのですが、あまりエキサイトしない、静かな曲のほうがリラックスタイムには向いているでしょう。
また、歌詞がある音楽は無意識のうちに、歌詞に神経を集中させてしまうもの。インストゥルメンタルやクラシックなど、耳心地の良さに重点を置いた選曲をしてみてください。眠る前のBGMにしたり、入浴中に聴くのもいいですね。
(3)瞑想
心を落ち着かせて、自分自身の内面と向き合う時間はとても大切。心配ごとや悩みごとは一旦忘れて、感情の波を静かに落ち着かせてみる時間を数分もつだけで、心の安定度は上昇します。
瞑想というと高尚なイメージがあり、正しい作法などを踏まえるとなるとハードルが高く感じるかもしれませんが、まずは自分のやり方でトライしてみては。ゆったりとした服装で姿勢を正し、目を閉じる……深い呼吸がリラックスへと導いてくれるはず。
(4)ゆっくり入浴する
限られた時間のなかであれこれ用事を済ませる毎日だと、ゆっくりお風呂に浸かる時間もないという人も多いでしょう。入浴は、体を清潔に保つことはもちろん、メンタルも「清潔」にしてくれるもの。
お気に入りの入浴剤を入れ、何も考えず、ひたすらのんびりお湯に浸かる……そんな「心を磨く入浴」を試してみてください。毎日は難しいでしょうが、休日前などの習慣にしてみるのもいいかもしれませんね。
(5)ひたすらゴロゴロする
真面目に頑張っている人ほど、ダラダラゴロゴロ過ごすことに罪悪感を感じてしまいがち。ときにはすべてのスイッチをオフにして、だらしなく過ごす時間を作ってみるのもいいでしょう。サボっているのではなく、パワーを充電しているのだと捉えれば気持ちも変わるはず。
好きなものを食べ、好きなものを見て、好きな時間に眠る……。そんなゆったりとした、リラックスタイムを過ごしてみてください。
3:プレゼン前などにできる!オフィスで使えるリラックス方法5つ
緊張することの多い場だからこそ、オフィスでのリラックス方法も覚えておきたいところ。効率よくリフレッシュして、仕事のクオリティを上げていきましょう。
(1)リラックスのツボを押す
緊張しているな、ストレスが溜まってきたなと思ったら、デスクでそっとリラックスに効くツボを押してみましょう。手のひらのツボであれば気がついたときにできますよね。
おすすめのツボはまず、「労宮(ろうきゅう)」という、拳を握った際、中指と薬指の指先があたるあたりにあります。副交感神経を優位にすることでリラックス効果を得ることができるツボです。
また、手首のシワ、薬指の延長線上あたりにある「神門(しんもん))」というツボも、メンタル面と深い関係のあるツボ。プレゼン前など、不安や緊張が高まっているときにそっと押してみて。
(2)ガムを噛む
スポーツ選手が試合前などにガムを噛むのは、集中力を高める効果があるのと同時に、余計な緊張を解きリラックスするためだといわれています。手軽に短時間でリラックス効果を得ることのできる方法です。
とはいえ、職種によっては大っぴらにガムを噛むことができないこともあるでしょう。その場合は、ミントタブレットなどを口に含んでみるのもいいかもしれません。
(3)昼寝をする
ヨーロッパ諸国などでは日常的に取り入れられているお昼寝文化。ここ最近日本でも注目を浴びている習慣です。しっかり眠るわけではなく、5分10分眠るだけですが、その効果は絶大といわれています。
昼休憩を利用してほんの数分、目を閉じるだけでもOK。肉体的な疲れを解消するのはもちろん、気持ちの面でもリラックスできること間違いなし。さらに目の疲れも癒やすことができて、一石二鳥ならぬ、三鳥かも!?
(4)ブレイクタイムを作る
集中して仕事をしていると、どうしても根を詰めてしまいがち。あれが終わってから、これもやってから……と、どんどん休憩を先延ばしにしてしまうこともありますよね。
繁忙期などにはそういった対処が必要かもしれませんが、通常は適度に休憩をとってリフレッッシュするほうが仕事の能率も上がることが多いです。疲れを感じるまでやるのではなく、その少し手前でブレイクタイムを入れて、ほっとひと息吐いてみましょう。
(5)昼食は外でとる
ずっと会社の中にいると、どうしても緊張感が抜けないもの。仕事をしている空間では、たとえ休憩時間であっても、気持ちが切り替えにくい場合もあるでしょう。
そんなときは気分転換として、会社から外へ出て昼食をとるのもひとつの手。外食をするだけでなく、公園や広場でお昼を食べるのもいいですね。外気に当たるだけでもリラックス効果は抜群です。
4:リラックスを習慣化してココロとカラダの健康をキープ
常に全力疾走をしていると、いずれは疲れ果ててしまいます。そうなる前に、息抜きやリフレッシュを上手に取り入れて、肩の力を抜いてみましょう。
リラックスするときと頑張るとき。どちらも大切にするメリハリのある生活が、心身の健康を守る大事なポイントなのです。