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ヨガってどんな効果があるの?ヨガがメンタルに及ぼす影響…ホットヨガの効果も

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:ヨガの効果は男女で違う?

(1)ヨガとは

「ヨガ」は「ヨーガ」とも呼ばれていて、インドを中心とした東アジアでは、3千年以上も前から伝わっているものです。現在の日本では、スポーツジムやヨガスタジオでおこなうような「体を動かす動作」そのものを示す言葉として使われがちですが、本来は、生き方や考え方を指す言葉です。

つまり「ヨガ」とは、運動メニューの種類ではなく、人生において、しなやかな柔軟性を身につけて生きていくためのヒントを与えてくれるものなのです。

(2)効果は男女で違う?

ヨガの効果は、男女のみならず、その人それぞれによって異なります。メンタルヘルスに影響を及ぼすというもいれば、ボディの健康に効果を実感する人もいて、その効果は実にユニークです。

どんな効果を実感できるかは、そのときの心身の状況や環境、自分自身の目的によっても異なります。

2:ポジティブになれる?ヨガの効果5つ

(1)性格が穏やかになる

ヨガの習慣を取り入れることにより、自分自身を振り返る時間ができて、性格が穏やかになる人も多いです。

毎日のやるべきことに追われていると、朝から晩まで息をつく間もないほど忙しく、焦燥感やイライラを招きやすくなってしまうことも。そんな人にもヨガはぴったりです。

(2)呼吸が深まる

ヨガは、基本的に呼吸と合わせておこなう動作が多いため、ヨガ習慣を取り入れると、必然的に深い呼吸をする頻度が上がります。深い呼吸には、メンタルを安定させる効果が期待できるだけでなく、心身ともにヘルシーな状態に整えてくれる働きも期待できます。

(3)ネガティブな気分をコントロールしやすくなる

イライラや落ち込み、焦りや不安などのネガティブな感情を、ヨガを通じた呼吸によって、外に吐き出す作用も期待できます。落ち込み気味のときには、お腹の底からネガティブな気持ちを吐く息とともに外に出してしまうと、気持ちも頭もスッキリするでしょう。

(4)肩こりや疲労感の改善が見込める

深い呼吸や、普段は動かさない筋肉を伸ばしたり負荷をかけたりする動作によって、疲れにくい体を育むメリットもあります。筋肉を整えることにより、肩こりや首こりなど、筋肉のこりを解消できる働きもあり、健康的なボディを維持するのにひと役買ってくれるでしょう。

(5)眠りが深くなる

ヨガは呼吸や動きの作用によって、心地よい疲労感が広がることから、入眠しやすくなったり、睡眠が深まったりするメリットもあります。特に、普段は運動していない人がヨガを始めると、睡眠の質が上がったという例も少なくありません。

眠れない夜には、ベッドの上で寝転がりながらおこなえるヨガのポーズもありますので、日常的にヨガを取り入れていくと、不眠改善にも役立ちやすいです。

3:内臓にも?メンタルだけじゃないホットヨガの効果3つ

(1)汗をかきやすい

ホットヨガは、温度や湿度が高めの空間でヨガをするので、汗をかきやすいです。普段、あまり汗をかかないという人は、ホットヨガをすることによって、汗をかきやすくなるでしょう。ホットヨガでかく汗は、ドロドロしたものではなくサラサラとした汗であることが多いです。

(2)爽快感が強い

サウナに入ったあとに爽快感を得るタイプの人など、暑いところで運動してスッキリとした気分を得やすい人は、ホットヨガによる爽快感も魅力的でしょう。

また、「暑い環境で運動をした」という達成感も味わえます。冷え性などで、常温ヨガではなかなか体が温まらない人は、ホットヨガによって改善する作用も期待できます。

ただし、ホットヨガにはメリットだけでなくデメリットも。気温と湿度が高い環境は、普通の状態と比べて、心臓や血管への負担がかかりやすいもの。そのため、闇雲にホットヨガをしまくるのは危険です。体調と相談して、ほどよく体を温めるくらいでとどめておくといいでしょう。

4:ヨガが効果がないといわれる理由は…

「ヨガをしても特別な効果はない」「ヨガをしたけれど何の効果も感じなかった」と口にする人は少なくありません。その場合、誤ったヨガをしている可能性や、そもそもヨガが合わないタイプだった可能性が考えられます。

間違った方法でヨガを行っていると、効果を感じないばかりか、体を傷めてしまう原因にもなりかねません。

また、ヨガにはさまざまな流派があり、教えもそれぞれに異なります。「共感できない」「理解できない」と思うやり方を続けても、ヨガの効果を感じにくい原因になるでしょう。共感できる、心地いいと感じるヨガを探してみてくださいね。