掲載
朝ヨガはメリットいっぱい!その効果と初心者におすすめのポーズ8選
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:自律神経やダイエットに効果的!朝ヨガをはじめよう
「朝」と呼ばれる時間帯におこなうヨガを「朝ヨガ」といい、自律神経を整える作用や、ダイエット効果が狙えるとして、近年とても注目されています。
1日のスタートにヨガを取り入れることで、その日を穏やかに過ごすことができます。またヨガマットさえあればどこでもできるので、誰でも取り入れやすい健康的な習慣といえるでしょう。
2:1日5分〜10分でもOK!朝ヨガのメリット5つ
(1)寝ている間のコリにアプローチできる
朝ヨガを取り入れると、寝ている間に凝り固まっていたり負担がかかっていたりした筋肉に、効率的にアプローチできます。頑固なコリがある人は、1度では効果を感じにくくとも、継続することで徐々にしなやかな体を実感できるでしょう。
(2)ヨガをしながら深呼吸できる
ヨガは深い呼吸に合わせて動作するので、深呼吸を取り入れることができるのもメリット。深呼吸は新鮮な酸素を体に取り込むことができるだけでなく、繰り返すことで内臓の働きもサポートすると考えられています。
(3)集中力アップ
ヨガには集中力を高める要素も。朝に自分の体と向き合ったり、頭をスッキリさせたりすることで、そのあとの仕事や勉強の効率を上げることもできるでしょう。
(4)体温を上げられる
朝ヨガはそこまで激しい動作はなくとも、呼吸に合わせて体を動かすことで自然と体が温まります。それによって基礎代謝を上げたり免疫力を整えたりする働きが期待できます。
(5)体が目覚めるので動きやすくなる
朝ヨガで体を動かすことで、体を目覚めさせることができます。習慣として取り入れると、毎日の朝ヨガを通じて、1日のエンジンをかけるのもたやすくなるでしょう。朝ダラダラしがちな人には特におすすめ。
寝ながらストレッチで慢性的な不調を解消!ヨガ美人が教える極楽メニュー9選
3:太陽礼拝だけじゃない!初心者におすすめの簡単・朝ヨガポーズ5つ
(1)山のポーズ
両足を揃えて立ち、足裏を意識しながら地面の上にどっしりと立つように直立します。そのまま足先から頭まで体をまっすぐにするよう、背筋を伸ばします。
この「山のポーズ」は「立ってるだけ」と誤解されがちですが、体をまっすぐに維持するためのポーズ。猫背や反り腰など歪みを整えることを目的としています。
(2)キャットアンドカウ
四つ這いになり、呼吸に合わせて背中を丸めたりそらしたりするポーズ。寝ている間に無意識に硬くなりがちな背骨に効率的にアプローチすることができ、肩こりの解消や猫背の改善につながります。
(3)がっせき
足裏同士を合わせて座り、両膝を地面に近づけるように開けるところまで開きます。そのまま背筋を伸ばし、吐く息に合わせてゆっくりと上体を前に倒していきます。
何度か繰り返すことで上半身をしなやかにするとともに、お腹に力を入れることで腹筋にアプローチできる動きです。
(4)ワニのポーズ
仰向けの姿勢になって、右の膝を胸に抱えます。そのまま左手で右膝を左側に倒していきながら、体をゆっくりとひねっていくポーズです。体幹を鍛えたり、腰痛解消などの効果があるとされています。
(5)赤ちゃんのポーズ
仰向けになって、両膝を胸に抱え込みながら、頭を膝に近づけていくポーズです。腸を刺激できる動きなので、便通がよくなるのも期待できます。朝ヨガにぴったりのポーズといえるでしょう。
朝ストレッチで目覚めスッキリ!ダイエットにも効く簡単メニュー5選
4:ベッドで朝ヨガ!起きてすぐにやるおすすめポーズ3選
(1)しかばねのポーズ
仰向けになり、そのまま全身を脱力させて、筋肉や頭を休ませるポーズです。朝起きてすぐに行うと、呼吸に集中しやすく、頭をスッキリさせることができます。ただし、リラックス効果が強いポーズでもあるので、眠気が残っている状態で行うと二度寝をしてしまうこともあるので注意しましょう。
(2)ガス抜きのポーズ
寝ている姿勢から、両足を胸に近づけ、その足を両腕で抱えながら呼吸をするポーズです。体全体を緩めるのが目的で、起きてすぐの体をじんわりとほぐしながら、体を目覚めさせることができるでしょう。
(3)魚のポーズ
仰向けの状態で、手のひらを下に向けてお尻の下に入れます。そのまま肩甲骨を寄せるように両腕を伸ばし、肘と手の平で床を支え胸をそらしていきます。そのまま頭頂部を床につけて首を伸ばします。
ベッドがやわらかいと上体を支えにくいので床やマットの上でおこなったほうが、上体を安定させやすいでしょう。寝ている間の肩こりや背骨の歪みを調整してくれる効果があるとされています。
ヨガってどんな効果があるの?ヨガがメンタルに及ぼす影響…ホットヨガの効果も
5:まとめ
1日をスッキリとスタートさせるのにぴったりの朝ヨガ。毎日短時間でもいいので習慣として取り入れることで、体調の変化を実感することができるでしょう。また、なんとなく目覚めが悪いときに試してみるのもおすすめですよ。