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「デリカシーがない人のほうが幸せ」説を検証！気にしすぎるのが損な理由
番長みるくM.Bancho
1：デリカシーとは？
デリカシーの正しい意味から見ていきましょう。辞書で調べてみると、
デリカシー（delicacy）
感情、心配りなどの繊細さ。微妙さ。「デリカシーに欠ける振る舞い」「デリカシーのない人」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
「デリカシーがない人」とは、思いやりや気遣いのできない、繊細さに欠ける人のこと。一般的に、よい意味ではありません。しかし、デリカシーがないほうが、人の気持ちを考えて行動が制限されることがなく、生きるのが楽。「そういう人」と思われると、諦め目線で受け止めてもらえるので、さらに自由に振る舞えるというメリットもあります。
2：デリカシーがないと言われる人が幸せの理由5つ
デリカシーがない人は、なぜ幸せと言われるのでしょうか？
（1）空気を読まないから自分に正直でいられる
デリカシーがない人は、他人の表情から気持ちを察するのが苦手です。他人にどう思われるかわからないため、他人よりも自分の気持ちを優先できます。そのため、他人への気遣いで疲れることもなく、自分の気持ちに正直に行動できます。
（2）裏表がないので意外と誰とでも仲良くなれる
他人に配慮しないというのは、つまりは自分の気持ちを隠して偽ることがないということ。本音で語りたい人にとっては「いつでも腹を割って接してくれる」ありがたい存在と言えます。また、悪気がなくフレンドリーに立ち入ってくるので、友達がいなくて寂しい人には「仲良くしてくれて嬉しい」という気持ちを芽生えさせるでしょう。
（3）察する能力が乏しいので人間関係に悩むことが少ない
相手が嫌がり、不快に感じても、それを察することができないという特徴も顕著です。「もしかしたら嫌われているのかも」「嫌われないようにするにはどうすればいいんだろう」などとビクビクすることもなく、ムダに人減関係に悩むこともありません。
（4）ストレスを溜めにくい
デリカシーがないと思われるのは、見たまま、思ったままのことをそのまま言葉にしているだけだから。つまり、相手が傷付かない言い回しを考えて、神経を削るということがないのです。そのため、基本的にストレスフリー。人から距離を置かれて気付かなかったり、気付いても「まぁ……よくわかんないけど、しょうがないか」となり、ハッピーに過ごせます。
（5）プレゼンなどが上手くいきやすい
プレゼンなどの人前に出るときに、緊張して声が小さく萎縮したしまう人っていますよね。この要因のひとつには、自分がどう思われるかを気にして、本来の実力が出せないということがあげられます。
しかし、デリカシーのない人は、他人にどう思われるか気にしない（できない）ので、人前に立つときもリラックスして堂々とできます。いつもどおりの実力が出せるため、プレゼンなどでは安定した発表ができるでしょう。
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3：迷惑なだけじゃない？実はデリカシーない人が周囲も幸せにしている理由5つ
デリカシーがない人が周囲を幸せにしている可能性があります。
（1）こちらも気を遣わないで済む
思ったことを後先考えずにすぐ口に出すということは、表裏がないということ。悪気がなく、本心しか言葉にしないため、安心して付き合えると言えます。
また、他人の発言には鈍感なので、こちらも「こういう言い方したら、かわいそうかな」「ムカつくけど、無視したら傷付くかな」などと考えなくてすむでしょう。
（2）ムードメーカーになっている
初対面だとギョッとする発言も、一緒にいるうちに悪意があるわけではないとわかります。「デリカシーがないだけだ」と割り切ることで、場の空気が凍りつくことも減り、苦笑いが「ちょっと変わっている」として楽しい笑いに変わることも。
空気を読まない発言も日常的になると、その場にいるだけで空気感を好転させるムードメーカーになったりもするのです。
（3）反面教師になる
デリカシーがない人は「言わなくてもいいこと」「言うと人が不快に思うこと」を言います。なので、一緒にいると、「言葉の選び方次第で伝わり方のニュアンスが変わるなぁ」など、学びも多いです。「こういう人もいるんだよなぁ」という達観した思考も身に付くでしょう。
（4）本音で向き合える
もともと、思っていることをそのまま言葉にする性質なので、我慢を爆発させることもありません。一緒にいる時間が長くなっても、デリカシーがない人は態度が豹変する事態には発展しにくいです。
友達や恋人、結婚相手として付き合うときも、ウソがないため、その先の未来を想像しやすくなります。自分も本性を出して付き合って順調なら、今後もそれなりにうまくやっていけるでしょう。
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4：まとめ
繊細さに欠ける人は、無意識のうちに他人を傷つけるだけ、という悪いイメージがあります。しかし図太いことは、長所にもなりえます。デリカシーがないことを悩んでいる人もいるかもしれませんが、それも個性と捉えれば、気持ちが楽になるかもしれません。
