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SNSの意味とは…?みんなが使っているSNSとやり方や使い方

水野 文也

水野 文也F.Mizuno

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目次

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1:そもそもSNSとは?何の略か知ってる?

(1)SNSの意味や語源、英語表現

SNSは「ソーシャル ネットワーク サービス」の頭文字をとったもので、英語で書くと「Social Network Service」となります。その意味は、「人のつながりをインターネットを通じて構築するサービス」のこと。直訳すれば「社会的な交流サービス」となり、今やコミュニケーションのツールとして欠かせなくなりました。

SNSは世界中で利用されており、主なものとしてFacebook、Twitter、Instagram、LINEなどがあり、最近躍進しているのがTikTokです。SNSには文章や写真、動画などを公開。閲覧した人が「いいね!」を押す、あるいはコメントを添えるなどしてコミュニケーションが図れます。

(2)SNSとSMSは何が違う?

SMSは「ショートメッセージ サービス」の略。英語では「Short Message Service」となります。SNSがアプリを活用して不特定多数の人と繋がることができるのに対し、SMSは携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージのやり取りをします。個人対個人で行う手軽なコミュニケーションツールといえるでしょう。

公開する性質のものではない個人間でのやり取りはSMSで行えますが、SNSのアプリにもメッセージ機能はあります。

2:どう使うと楽しめる?SNSでできること

(1)「友達」と繋がることができる

いちばんの楽しみはこれではないでしょうか。総務省が定めたSNSの定義は、「登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービス」です。

公開を限定するサービスを活用すれば、仲間内だけで楽しむことも可能。また、音信不通となっていた旧友との再会できたり、SNSからリアルな付き合いに発展したりなど交流が広がります。

(2)出来事を知らせることができる

自分の身の回りに起きた出来事を知らせる近況報告にも便利。中には、忘備録や日記として活用している人もいるようです。

(3)ニュースのシェア

忘備録目的で利用している人が多いのが、ニュースのシェア。また、ニュースをシェアすることによって、それに対してさまざまな意見交換をすることができます。

災害時や大事件が発生した場合、SNSを読むことで詳細を知ることもできます。ただ、これはとても便利ながら、個人の書き込みの中には、事実誤認やまったくのデマもあるので、その点には注意したほうがいいでしょう。

(4)写真の共有

簡単に写真が投稿できるのも、SNSのメリットのひとつ。仲間内で行った旅行の思い出なども気軽に共有することができます。

(5)グループ交流が容易に

多くのSNSでは、ユーザーグループを作れる機能があり、それによって趣味や地域のつながりなど、グループの交流が容易になります。以前は、電話連絡網を通じて行っていた連絡をSNSで一斉に連絡──そんな風に使っている人も多いのではないでしょうか。

3:今後どうなっていく?みんなが使ってるSNSの特徴&最新ニュース

(1)Twitter

英文半角で280字、日本語140字の短文投稿を主体としたSNS。ツイート(tweet)は鳥のさえずりを意味する英語で、日本語では「つぶやき」という意訳でおなじみです。

有名人も多数利用しており、トランプ前米大領領のツイートが世界中で注目された一方、著名人が中傷ツイートによって自ら命を絶つまでに追い込まれたことも社会問題となりました。

(2)Facebook

米国で始まった際は、ハーバード大学のドメインのメールアドレスを持つ学生に限定されていましたが、次第にオープンなものとなり、世界中でユーザーが拡大し世界最大のSNSに成長。現在、日本では約2500万人が利用しています。アカウントは原則実名で登録するため、知人との交流に便利なツールといえるでしょう。

(3)LINE

SNSとしての側面を持つインスタントメッセンジャーで、2011年にサービスが開始されました。老若男女、幅広い世代にコミュニケーションツールとして活用されています。最近のトピックスでは、ヤフーを傘下に収めるZホールディングスと統合。幅広いサービスの拡充が期待されています。

(4)Instagram

写真・動画共有SNS。写真を投稿するならここ、と日本でも利用者が急増し、Instagramに投稿する写真として適した見栄えのよさを意味する「インスタ映え」が2017年の流行語大賞になりました。運営しているFacebookとの連携機能に強みがあります。

4:SNSを使うときの注意点

もっとも注意したいのは、他人のなりすましや、アカウントの乗っ取り。それを防ぐためにもIDやパスワードの管理が重要です。

さらに、ストーカー被害に遭ったという例もあるようですので、個人情報の管理も大切。もちろん、他人の情報にも配慮しなければなりません。

写真などを投稿する際には、著作権や肖像権が問題になることも多いです。特に、他人が一緒に映っている写真を公開する時などは、断ってから掲載すべき。嘘や不確かな情報は流さないようにするほか、誹謗中傷やわいせつな情報の発信もご法度です。

5:まとめ

筆者の中学時代の同窓会は、約10年に1度開催されているのですが、回を重ねるたびに参加者が増加! その理由はSNSにありました。以前なら、音信不通になるとそれっきりになってしまったのでしょうが、幹事がSNSを活用して音信不通者を何人か探し出した結果です。世の中、便利になりました。